3.16 PRIDE25 横浜アリーナ大会結果 ノゲイラ遂に陥落!ロシアン・トップチームがブラジリアン・トップチームを制す。
1999年から総合系、ノールール系の試合に出始めて、いままで唯一、2000年にリングスKOKトーナメントでダン・ヘンダーソンに判定負け、高阪とは引分けしているが、それ以外は田村、コピロフ、コールマン、菊田、シュルト、そしてボブ・サップと並居る強豪に勝ち続けて、ヘンダーソンにもプライドのリングで完全リベンジを果たし無敵の王者と思われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが遂に陥落した。
ノゲイラを制して新ヘビー級王者に輝いたのは“ロシアン・トップチームの最終兵器”ことエメリヤーエンコ・ヒョードル。ヒョードルはリングス時代にKOKトーナメントを制してリングスヘビー級及び無差別級王者に君臨したが、当時同じくリングスに参戦していたノゲイラとは戦うことはなかった。グランドでの顔面パンチありのヴァーリ・トゥードの経験豊富なノゲイラに対し、グランド顔面パンチなしだったKOKルールでの強さを誇ったがノールール系での強さは未知数だったヒョードル。しかし、スタンドでもグランドでもヒョードルがノゲイラをパンチで圧倒し判定ながらキッチリとヒョードルが勝った。今回はロシアン・トップチームのトップがブラジリアン・トップチームのトップを制したことになるがロシアとブラジルのトップチーム対決は始まったばかりだ。今後が楽しみだ。
ランデルマンとジャクソンの野生児対決は急激な減量のため集中力を欠いたと思われる元UFC王者ランデルマンをジャクソンのパンチが捕らえジャクソンが勝利。現ミドル級王者のシウバへの挑戦権をジャクソンが得た格好。ジャクソンの挑発にシウバが反応し、なんとプライドのリングで乱闘騒ぎだ。真剣勝負のリングで乱闘などは誉められたものではないが益々面白くなってきた。
万全の体調ではないが復活を掛けてリングに上がった桜庭だったが、一瞬の隙を見せ、「ヒクソンの再来」と言われるシェンブリにKOされてしまった。強い桜庭が帰ってくるのはいつの日か。
そして、大山と“吉田の愛弟子”で今回が総合デビューの中村の柔道コンビはそれぞれヘンダーソンとノゲイラ弟という強豪前に完敗した。負けはしたものの、度重なる怪我を克服し復活してきた大山と柔道ではあの井上ともしのぎを削ったトップクラスの中村は共に若く、今後が非常に楽しみな選手なので、頑張って欲しい。
ロシアの時代が帰ってきたか。ロシアvsブラジルもさることながら、ブラジル国内でもトップチームとシュート・ボクセ間での抗争。そこへサップやジャクソンの米国軍団、シュルトなど格闘技王国オランダの選手達、そして藤田、吉田、桜庭たち日本人選手が絡み合い、どんどんドリームマッチを実現することにより、プライドには不死鳥のごとく続いていってほしいと願ってやまない。
| 第8試合 PRIDEヘビー級選手権試合 1R10分、2R/3Rは5分 | |
ロシア ロシアン・トップチーム所属 挑戦者 |
3R終了時 |
ブラジル ブラジリアン・トップチーム所属 王者 |
エメリヤーエンコ・ヒョードル
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判定 3−0 |
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
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| 第7試合 1R10分、2R/3Rは5分 | |
米国 チーム・パニッシュメント所属
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1R 7分00秒 |
米国 ハンマーハウス所属
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クイントン“ランペイジ”ジャクソン
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TKO
レフェリーストップ |
ケビン・ランデルマン
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| 第6試合 1R10分、2R/3Rは5分
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ブラジル グレイシー・バッハ・アカデミー所属
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1R 6分7秒 |
日本 高田道場所属
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ニーノ“エルビス”シェンブリ
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TKO
レフェリーストップ |
桜庭 和志
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| 第5試合 1R10分、2R/3Rは5分
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米国 チーム・クエスト所属
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1R 3分27秒 |
日本 フリー
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ダン・ヘンダーソン
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TKO
レフェリーストップ |
大山 峻護
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| 第4試合 1R10分、2R/3Rは5分
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ブラジル シュート・ボクセ・アカデミー所属
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1R 6分26秒 |
英領バージン諸島 ローニン所属 |
アンデウソン・シウバ
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TKO
レフェリーストップ |
カーロス・ニュートン
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| 第3試合 1R10分、2R/3Rは5分
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日本 AODC所属 |
3R終了時 |
日本 パワー・オブ・ドリーム所属
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アレクサンダー大塚
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判定
3−0 |
山本 喧一
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| 第2試合 1R10分、2R/3Rは5分
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日本 フリー |
3R終了時 |
米国 IF アカデミー所属
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小路 晃
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判定
2−1 |
アレックス・スティーブリング
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| 第1試合 1R10分、2R/3Rは5分
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ブラジル ブラジリアン・トップチーム所属 |
2R 3分30秒 |
日本 吉田道場所属
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アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
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タップアウト
(腕ひしぎ逆十字固め) |
中村 和裕
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