1月29日、プロレス団体であるZERO-ONEの橋本真也が 東京都内のZERO-ONE事務所での記者会見中、極真会館吉祥寺支部長の小笠原和彦の訪問を受けた。小笠原は元極真全日本大会で準優勝という実績の持ち主だが、1.6 ZERO-ONE後楽園大会において観客として来ていた小笠原は試合を終えて退場する橋本に強烈な野次を浴びせて橋本と乱闘騒ぎを起こした。極真サイドは騒ぎを重く見てその乱闘と極真会館の無関係を主張、極真・松井館長は小笠原に謹慎処分を下した。今回は小笠原が先の乱闘騒ぎの謝罪にZERO-ONE事務所を訪れた。
ところが、橋本が「試合で金を貰ってない人はアマチュアだ」と小笠原を素人呼ばわりしたことに対し小笠原が激怒し今回も乱闘状態になった。小笠原の「プロレスラーは本当に強いのか?やってやるからな!」という対戦要求とも取れる発言に対し橋本も「素人にプロ意識を教えてやる。極真だろいうが何だろうがぶっ潰す!」と挑発。乱闘に割って入った大谷晋二郎も「プロレスをナメるなら俺が怖さを教えてやる!」と迎撃に名乗りをあげた。3.2 ZERO-ONE両国大会での小笠原とZERO-ONE勢の一騎打ちの可能性が急浮上した。
しかし、極真の支部長である小笠原は前回の乱闘事件の為、現在謹慎中の身。その上に今回の乱闘騒ぎ、そしてもしZERO-ONEに参戦するようなことになれば極真会館から破門されることは避けられないであろう。どうなってしまうのか極真の勇・小笠原和彦。