UFC 修斗
3.22 UFC36 米国ネバダ州ラスベガス大会結果 マッハ桜井&受太郎共に散る



米国ネバダ州にありエンターテインメントとギャンブルのメッカであるラスベガス。そのベガスの巨大カジノホテル・MGM GrandのGarden Arenaで開催されたUFC36。日本のファンの注目はやはりUFC初挑戦の桜井“マッハ”速人。初登場でいきなりウェルター級王座に挑戦というUFCの桜井に対する期待の大きさを表す待遇だ。

しかし、桜井の野望はラスベガスに散った。相手はこのMMA界で名を馳せるUFCウェルター級王者マット・ヒューズ。下になってしまう桜井はスタンドではチャンスはあったものの結局マウントを取られてしまいパンチを落とされレフェリーストップ。さすがの桜井もUFC初登場で王座奪取という快挙は成し得なかった。

UFCではすでに常連になりつつある中尾受太郎も判定ながら敗れた。

メインは長期政権を築きつつあるライトヘビー級王者ティト・オーティスに以前UFCで大活躍し若き”天才”と呼ばれたビトー・ベウフォート挑戦するタイトルマッチがティトの練習中の負傷でながれ、かわりにヘビー級王者ランディー・クートゥアにジョシュ・バーネットが挑戦するタイトルマッチが実現した。バーネットは初期のパンクラスによく参戦していたマット・ヒューム(今回マッハが戦ったマット・ヒューズではない)のもとで練習しておりUFCではあのセーム・シュルトを下からの腕ひしぎ十字固めで破っている弱冠24歳の新鋭だ。ベテランのクートゥアが全体的に優位に試合を進めたがバーネットがうまくトップポジションを奪い返しパンチで逆転勝利。見事ヘビー級の王座を奪取し、一番若い王者が誕生した。



 
メインイベント ヘビー級タイトルマッチ 5分5R
米国 AMC所属 挑戦者
2R 4分35秒 米国 王者
ジョシュ・バーネット
JOSH BARNETT
TKO

(グランドでのパンチ)
ランディー・クートゥア
RANDY COUTURE

新王者誕生。



ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
米国 Miletich Fighting Systems所属
日本 GUTSMAN修斗道場所属
マット・ヒューズ
MATT HUGHES
TKO

(マウントパンチ)
桜井゛マッハ゛速人
HAYATO SAKURAI



ヘビー級 5分3R
ブラジル
3R 1分45秒 ベラルーシ
ペドロ・ヒーゾ
PEDRO RIZZO
KO

(パンチ)
アンドレイ・アロフスキー
ANDREI ARLOVSKI



ミドル級 5分3R
米国 Team Quest所属
1R 3分09秒 米国
マット・リンドランド
MATT LINDLAND
TKO

(マウントパンチ)
パット・ミレティッチ
PAT MILETICH



ライトヘビー級 5分3R
米国 1R 2分06秒 オーストラリア
エヴァン・タナー
EVAN TANNER
TKO

(カットによる流血で)
エルヴィス・シノシック
ELVIS SINOSIC



ヘビー級  5分3R
米国 Ricardo Pires Brazilian Jiu Jitsu所属 1R 0分46秒 米国 Lion's Den所属
フランク・ミア
FRANK MIR
タップアウト

(変形キムラロック)
ピート・ウィリアムス
PETE WILLIAMS



ライト級 5分3R
米国 1R 2分58秒 米国 Team Shamlock所属
マット・セラ
MATT SERRA
タップアウト

(三角絞め)
ケリー・デュランティー
KELLY DULLANTY



ウェルター級 5分3R
米国 3R終了時 日本 シューティングジム大阪
ショーン・シャーク
SEAN SHARK
判定

3-0
中尾 受太郎
JUTARO NAKAO