新日本プロレスの実質オーナーであり、格闘技イベント"PRIDE"のプロデューサーでもあるアントニオ猪木から新日本プロレスの現場総責任を任された蝶野正洋が仕切る新日本30周年記念東京ドーム大会。
ノアのトップ・三沢光晴と新日本のトップ・蝶野正洋の夢の頂上対決は30分フルタイム技の応酬を繰り広げタイムアップドロー。蝶野のヤクザキックに三沢のエルボー。三沢のエルボースイシーダに蝶野のフライングショルダータックル。蝶野が場外でパイルドライバーをみまえば三沢はなんとエメラルドフロージョン。三沢がマスコミサービスとして繰り出した猪木の必殺技・卍固めを繰り出すとそれを同じ技で返した蝶野が今度は馬場の必殺技・河津落としを仕掛ける。三沢も同じ技を返す。この試合には30分は短すぎた。
IWGPヘビー級王者の永田裕志はフリーでありながらノアを主戦場としPRIDEにも出場経験のある高山善広を挑戦者に迎え、ハイキックの連打からフォールしタイトル防衛に成功。しかし、試合後自らリングに呼び込んだ休場中の藤田にボディースラムで叩きつけられてしまった。永田はタイトル奪取や防衛の余韻に浸る間もなく試合後に襲撃される運命にあるようだ。
元パンクラスの王者でUFCにも出場しているアルティメットファイターのバス・ルッテンがプロレスに初登場。小川直也・橋本真也のOH砲の参戦。その他にも女子の試合を含めた他団体のカードを2試合組むなど新しい試みが随所に見えた蝶野プロデュースの今大会。プロレスファン、そして世間の評価はいかに。
| 第11試合 新日本vsNOAH 30分1本
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プロレスリング・ノア |
30分00秒 |
新日本プロレス |
三沢 光晴
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引き分け
30分時間切れ |
蝶野 正洋
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| 第10試合 IWGPヘビー級選手権 60分1本
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新日本プロレス 王者 |
15分36秒 |
フリー 挑戦者 |
永田 裕志 |
3カウント
(ハイキックから) |
高山 善広 |
| 第9試合 30分1本
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米国 |
14分38秒 |
新日本 |
○スコット・スタイナー リック・スタイナー |
3カウント
(パイルドライバーから) |
×棚橋 弘至
佐々木 健介 |
| 第8試合 30分1本
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米国 フリー |
6分00秒 |
新日本 |
バス・ルッテン |
レフェリーストップ
(三角絞め) |
中西 学 |
| 第7試合 30分1本
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米国 フリー |
1分51秒 |
日本 フリー |
ドン・フライ |
ギブアップ
(アキレス4の字固め) |
安田 忠夫 |
| 第6試合 30分1本
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ZERO-ONE&フリー |
12分02秒 |
新日本 |
○橋本 真也 小川 直也 |
3カウント
(合体技「オレごと刈れ」から) |
×スコット・ノートン 天山 広吉 |
| 第5試合 IWGPジュニアタッグ選手権 60分1本
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新日本プロレス 挑戦者組 |
17分44秒 |
T2000 王者組 |
○獣神サンダーライガー 田中 稔 |
3カウント
(垂直落下式ブレーンバスターから) |
×外道 邪道 |
| 第4試合 全日本女子提供試合 30分1本
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全日本女子 |
12分16秒 |
全日本女子 |
○中西 百重 伊藤 薫 |
裏モモ☆ラッチ |
×豊田 真奈美 堀田 祐美子 |
| 第3試合 30周年記念特別試合 30分1本
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12分54秒 |
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○3代目タイガーマスク 4代目タイガーマスク |
3カウント
(猛虎原爆固め) |
×エル・サムライ ブラック・タイガー |
| 第2試合 30分1本
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新日本 |
6分26秒 |
新日本 |
柴田 勝頼 |
ギブアップ
(裸絞めから) |
井上 亘 |
| 第1試合 大日本プロレス提供試合 30分1本
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8分03秒 |
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金村キンタロー |
3カウント
(ダイビング・セントーンから) |
関本 大介 |