今年から始まったK-1中量級の大会であるK-1 WORLD MAX 2002の10.11 -世界王者対抗戦- 有明コロシアム大会のカードが発表された。
やはり、注目は前回5月のK-1中量級ワールドグランプリで期待された大本命ながら破れ、人目を気にせず涙した“中量級のカリスマ”魔裟斗のリベンジマッチ。もちろん相手はそのGPで魔裟斗を下した張本人であり無名ながら優勝し時の人となったアルバート・クラウスだ。先の8月に開催した自主興行で他の選手を相手に見事KO勝ちした魔裟斗だったが、この宿敵クラウスを破らない限り完全復活とは言えないであろう。
そして、かつてキックの中量級で一時代を築き、現在活躍する小比類巻を育てたチームドラゴンのリーダーの前田憲作が今大会の試合を最後に引退すると発表した。才能豊かでまだ年齢的にも行けそうな前田が引退するのは惜しまれるが、ぜひ有終の美を飾ってほしいところだ。
“ミスターストイック”こと小比類巻貴之、ヴァーリ・トゥードの老舗UFCとK-1の両方で活躍する須藤元気、総合格闘技とK-1とプロレスで活躍する “マルチファイター”村浜武洋、前回の中量級GPで新田をKOで下した実力者・大野崇、そして講道学舎で柔道を学び、現在はキックで活躍する元暴走族・小次郎がそれぞれ世界の強豪を迎え撃つ。
特に大阪プロレス所属の村浜の相手は強豪メルチョー・メノー。両者とも魔裟斗に破れており、敗者復活戦の様相だ。どちらが勝って魔裟斗とのリベンジマッチへの近道切符を手にするのか、注目される。
10.11 K-1 WORLD MAX 2002 -世界王者対抗戦- 有明コロシアム大会 対戦カード | |||
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第7試合 3分5R K-1ルール | 魔裟斗 | VS | アルバート・クラウス |
第6試合 3分3R K-1ルール | 前田 憲作 | VS | ジョン“ザ・シャドウ”ワシントン |
第5試合 3分5R K-1ルール | 村浜 武洋 | VS | メルチョー・メノー |
第4試合 3分5R K-1ルール | 須藤 元気 | VS | 未定(テコンドーのメダリスト) |
第3試合 3分5R K-1ルール | 小比類巻 貴之 | VS | ピーター・クルック |
第2試合 3分5R K-1ルール | 大野 崇 | VS | 王三偵 |
第1試合 3分5R K-1ルール | 小次郎 | VS | マリノ・デフローリン |