INOKI K-1 PRIDE RINGS NEW JAPAN
12.31 イノキボンバイエ2002 結果。藤田、リベンジならず。佐竹、潔く散る。

12.31 イノキボンバイエ2002 佐竹は総合格闘技からの引退を決めていた。佐竹は最後の相手に柔道の吉田を選んだ。結果は吉田のフロント・チョークの前に秒殺されたが、佐竹は後悔はないかのように潔かった。

佐竹は正道会館の全日本大会を連覇し、当時画期的だったグローブ空手のオープントーナメントのトーワ杯でも優勝。早くからピーター・アーツやモーリス・スミスとも戦いキック・ボクサーと戦う空手家の草分け的存在でもあった。総合格闘技では戦績にこそ恵まれなかったが、空手、K-1、正道会館とリングスとの交流戦など数多くの大会や試合で活躍した。唯一、心残りなのが佐竹が空手現役選手としての全盛期に極真の全日本大会に挑戦する機会に恵まれなかったことだろう。

ただ、総合格闘技から引退しただけで、今後の佐竹の進路はわからない。打撃系の試合にはでるのか、プロレスの道に進むのか。ジャクソン戦で頭蓋骨を陥没し、死の渕から這い上がってきた佐竹にはどの道に進むにせよ、頑張って欲しい。


第8試合 総合ルール 5分3R
米国 チーム・ビースト所属
1R 2分16秒 日本 フリー
ボブ・サップ
タップアウト

腕ひしぎ逆十字固め
高山 善廣



第7試合 総合ルール 5分3R
日本 吉田道場所属 1R 0分50秒 日本 怪獣王国所属
吉田 秀彦
タップアウト

前方首固め
佐竹 雅昭



第6試合 総合ルール 5分3R
クロアチア クロコップ・スクワッド所属 1R 6分2秒 日本 猪木事務所所属
ミルコ・クロコップ
判定

3−0
藤田 和之



第5試合 K-1ルール 3分3R
米国 チーム・イハ所属 3R終了時 フランス チャレンジボクシングマルセイユ所属
クイントン “ランペイジ” ジャクソン
判定

3−0
シリル・アビディ



第4試合 K-1ルール 3分3R
南アフリカ レオナルドジム所属
1R 2分12秒 トリニダード・トバコ フリー
マイク・ベルナルド
KO

右ストレート
ゲーリー・グッドリッジ



第3試合 総合ルール 5分3R
ブラジル カーウソン・グレイシー・チーム所属 3R終了時 日本 フリー
ヴァリッジ・イズマイウ
判定

3−0
滑川 康仁



第2試合 総合ルール 5分3R
ブラジル ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー所属
2R 2分14秒 日本 新日本プロレス所属
ダニエル・グレイシー
タップアウト

腕ひしぎ逆十字固め
中邑 真輔



第1試合 総合ルール 5分3R
南アフリカ スティーブズ・ジム所属
2R 0分57秒 日本 フリー
ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ
TKO

タオル投入
安田 忠夫