大相撲・朝青龍の兄、新日で黒星デビュー
「弟(朝青龍)には負けたくない」
新日本の8月10日 両国国技館大会で大相撲・朝青龍の実兄で3月に新日本プロレスに入門したドルゴルスレン・セルジブデがデビュー戦に出場した。モンゴル出身のセルジブデはモンゴル相撲のいで立ちで登場。先輩の真壁を相手にアキレス腱固めやモンゴル相撲で十八番(おはこ)にしていた豪快な裏投げを爆発させたが最後は真壁の原爆固めの前に力尽きた。駆けつけるはずだった弟の朝青龍の到着が遅れ、雄姿は披露できなかったが「弟には負けたくない。今日は負けたけど、次々に倒してどんどん勝ち上がっていきたい」と闘志をみせた。実弟の朝青龍も「試合を見られなくて残念だったけど、(兄)はいい体になっている。お客さんが喜んでくれるような試合をしてもらいたい。ライバルという気持ちもあります。」と兄に激励の言葉を送った。