史上初!レスリングのプロとアマの合同練習
プロレスとアマレスが練習でクロスオーバー!しかも、新日道場で!
史上初めてレスリングのプロ、アマ合同練習が実現する。新日本プロレスとアマレス全日本代表チームが28日に東京・世田谷の新日本道場で合同練習を行うことになった。アマチュアレスリング重量級の日本代表候補選手約10人が新日本プロレス道場を訪問し、プロレス流の基礎トレーニングを体験する。9月に米ニューヨークで開催される世界選手権に照準を合わせる全日本チームをプロレスラーが後方支援する。
現在新日本プロレス所属の92年バルセロナ五輪フリー100キロ級代表・中西学と92年全日本覇者・永田裕志が中心になって重量級向けの特別メニューを組む。中西は「プロレスの過酷な練習を早くから体験すれば、日本の重量級も世界に通用するようになるでしょう」と期待を口にし、 永田も「重量級の選手を相手に、ガンガンやる」「いい選手がプロに入ってきてほしい」と語った。永田裕志の実弟でありグレコローマンスタイル69キロ級で世界選手権への出場を決めている永田克彦も参加予定だ。
この発表があった26日に中西と永田の2人は東京国際フォーラムで行われた映画「ジュラシック・パークIII」の試写会にゲスト参加。K―1プロデューサーの正道会館・石井和義館長と初対面し握手を交わすというハプニング?もあった。