10.8 東京ドームで佐々木健介が復帰!
総合格闘技の武者修業で何を掴んだのか
今年、4.9大阪ドーム、メインでの橋本戦でKOされた敗戦以来行方をくらませていた新日本の佐々木健介が約半年振りに10.8東京ドームで復帰戦を行うことが決定したようだ。対戦相手は未定ではあるがどんな戦いをみせるのか注目が集まる。怪我をしたわけでもなく、契約更新などに問題があったわけではないのにメインイベンタークラスの選手が半年間ものあいだ休むというのは非常に珍しいケースだ。これを容認し、温かく見守った新日本プロレスは非常に懐の深い会社だと言えよう。健介本人もかなり悩んで決めた長い休業だったに違いない。その半年間、健介は海外で総合格闘技の武者修業をしていたという。米国アリゾナ州にて元UFC王者のドン・フライから総合格闘技のグランドテクニックを伝授され、その後オーストラリアなどに渡りボクシングの技術を学び、現在は藤田も武者修業に行ったタイでムエタイ特訓を行っているという。プロレスラーも総合格闘技を無視できない格闘ボーダレスの流れに対し、健介の取った勇気ある行動は実を結ぶのか。この武者修業で健介は何を掴み、どんな形で新しい健介を表現するのか注目したい。
一方、新日本の藤波社長は9月シリーズでドン・フライ、ブライアン・ジョンストン、スコット・ノートン達常連外国人レスラーに加え久々の新日参戦のバンバン・ビガロも加え外国人版G1を計画しているといい、健介の復帰戦がある10.8東京ドームで外国人のG1覇者、日本人のG1覇者、そしてIWGPの王者による三つ巴戦の計画も口にした。