ALL JAPAN NEW JAPAN 新日10.28で歴史的瞬間
武藤、6冠を獲得。健介1.4巴戦出場権獲得。




10.28 新日の福岡大会で武藤敬司が6冠王者になり、前人未到の新日・全日両団体のタッグ王座を統一した。IWGPタッグ王者の藤波・西村組と世界タッグ王者の武藤・太陽ケアー組の史上初新日・全日の両タッグ王者によるダブルタイトルマッチが実現。すでに全日のシングルとタッグのベルトを獲得して5冠になっていた武藤は10日間の間に4回もタイトルマッチをこなすという超ハードスケジュールで満身創痍の中、王者の意地を見せ、最後はケアーの好アシストを受けシャイニング・ウィザードで西村を仕留めた。全日シングル、タッグ、新日タッグを手中にした6冠王・武藤の残る狙いは現在藤田の持つIWGPヘビーシングルと秋山が持つGHCヘビーシングルだ。天才・武藤がプロレス界のメジャーベルトを全て手中に収め、真のチャンピオンとなるのか。



IWGPタッグ&世界タッグ選手権60分1本勝負

 武藤敬司(勝ち)、太陽ケア   世界タッグ王者組

  {23分47秒 シャイニング・ウィザードから体固め}

 藤波辰爾、西村修(負け)   IWGP王者組


1.4東京ドーム大会での巴戦の出場権を賭けて行われたトーナメントは1回戦で永田が安田を、健介が中西をそれぞれ撃破。決勝は永田vs健介という新旧エースの一騎討ちとなったが、新生・健介が体重減によるパワーダウンをスピードでカバー、最後はナガタロックIIやバックドロップを凌ぎ、瞬時に切り替えして永田を袈裟固めに捉えてギブアップを奪った。永田も素直に幅を広げた健介の復活を認めた。これでドームで小川と対戦できることになった健介は藤田にも「逃げるな」と挑発。「ふたりと戦いたい。滅多に無いチャンス。猪木さんを驚かす」と気合十分。小川の必殺技STO(スペース・トルネード・オガワ)に自分の必殺ラリアットを加えて自分の技とした健介のSTK(スペース・トルネード・ケンスケ)を小川に見舞うと宣言。STOvsSTK。この試合を制するのはどちらだ。そして、王者待遇を要求し、巴戦を拒否している藤田の参戦はあるのか。