真撃 6.14 「真撃」大阪城ホール大会 試合結果速報
小川、藤原組長にSTOを5発!だが、試合後元リングス山本にテロられ大の字!




Main Event 第9試合 時間無制限1本勝負
ZERO-ONE所属
11分57秒 米国  UWP所属
橋本 真也
ギブアップ

(スタンディング・
ヒールホールド)
トム・ハワード

ZERO-ONEファイティング・アスリート部門の旗揚げ興行である「真撃」のメイン。橋本にとっては絶対落せない試合。
元グリーンベレー戦士のハワードはサンボ、マーシャルアーツ、ボクシングの経験があり、プロレスは10年のキャリア。序盤、ハワードは脇固めや裏アキレス腱固めなどの関節技で橋本を追い込み、立ち技でもパンチや後ろ回し蹴りなどで橋本から4度のダウンを奪った。新外国人選手のスカウトや大会ぎりぎりまで試合カードが出揃わずプロデューサーとして走り回っていた橋本は練習も満足にできずコンディションは万全といえない中、ハワードの攻めを何とか耐え、DDT、そして蹴りの連射を繰り出し、最後は水面蹴りからスタンディング・ヒールホールドでハワードからギブアップを奪い快勝。来場できなかった猪木の代わりに、ダァー!で締め括った。



第8試合 時間無制限1本勝負
UFO
6分48秒 藤原組
小川 直也
レフェリー・ストップ

(STO5連発により)
藤原 喜明

関節の鬼と恐れられた新日出身の藤原ももう52才。しかし、プロ根性と切れる関節技は健在だ。ゴング前からパンチの奇襲で小川をダウンさせる。元祖テロリストの面目躍如。いろんな体勢からでも繰り出される関節技。トーホールド、ヒールホールド、STOをかわしての脇固めなどで 小川に悲鳴を上げさせる。何度もロープエスケープをする小川の姿はある意味新鮮だ。最後は小川の計5発のSTOでレフェリー・ストップに散った藤原だったが大いに小川を苦しめた。藤原本人は「負けました。出直します。」と繰り返し悔しそうだったという。藤原の健闘に小川も「足関節は勉強になりました。有難うございましたといいたい。」また「前回のおっさん(長州力)と違ってこんどのは(藤原)はよく動いたね」と賞賛?した。
ところが、試合後小川がマイクで挨拶をしているところに死角から現れた最近リングスを退団してフリーになった山本が顔面パンチ2発にストンピング、そして「寝言は寝て言え。もう終わりかよ。おい!」と小川のお株を奪うような台詞。小川は大の字でダウン。小川と橋本主導ですすんだ交渉に山本が反発し流れた試合を山本が逃げたとされたことに対する怒り爆発か。遺恨勃発。真撃IIで小川と山本対戦は必至か。



第7試合 時間無制限1本勝負
ZERO-ONE
7分55秒 UFO
大谷 晋二郎
反則勝ち

(素手によるパンチで)
村上 一成

前回ZERO-ONEの大会で村上に失神KOされた大谷にとってこれは復讐戦。血走った目でにらみ合う両者。パンチの打ち合いから始まり、場外乱闘、ドロップキック、ジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックス、腕ひしぎ逆十字と連発し主導権を握った大谷に対し、村上はグローブを外しての顔面パンチで反則負け。しかし、「熱い気持ちは伝わった。すっきりした。これからは組むことも考えないと」と共闘をほのまかし、満足げだが、消化不良試合に大谷は大激怒。



第6試合 パンクラスルール 時間無制限1本勝負 
パンクラス所属
3分36秒 米国  ボクシング
謙吾
ノーコンテスト

(謙吾のバッティングにより) 
ジェイソン・ドュレクセル

満を持してパンクラス外のリングに登場した若武者謙吾。この大会唯一のパンクラスルールでの戦いということで期待されたが、膝蹴りからガードに引き込んだドュレクセルを左右フックで追い込んだが、偶然のパッティングでドュレクセルが左目尻から流血し、試合はノーコンテスト。こちらも消化不良の試合に観客からブーイング。



第5試合 60分1本勝負
オランダ (ゴルドー)
ロシア (メインダート)
14分51秒 ZERO-ONE (高岩)
バトラーツ (大塚)
○ジェラルド・ゴルドー
イゴール・メインダート
TKO

(パンチ連打)
×高岩 竜一
アレキサンダー大塚

久々の登場のゴルドーとメインダート。高岩がつかまり、ゴルドーのハイキックでダウン。デスバレーボムで反撃を試みるが、ゴルドーの後ろ回し蹴りで再びダウン。ゴルドーのパンチ連射で駄目押しでTKO。ゴルドーの凄みが際立つ。まだ健在。



第4試合 NWA世界インターコンチネンタルタッグ選手権
時間無制限1本勝負
米国  UPW 16分48秒 バトラーツ
○サモア・ジョー
ケイジ・サコタ
TKO

(裸締め)
×臼田 勝美
石川 雄規

投げ中心のUPW組対関節中心のバトラーツ組。米国ノールール系金網デスマッチのキング・オブ・ザ・ケージ(KOTC)への出陣を決めた臼田がツープラトン攻撃に捕まってしまう。ラリアット、バックドロップ、ジャンピングハイキック、そしてスリーパーでジョーが臼田をTKO。



第3試合 シュートボクシング提供試合
3R (5分・4分・3分)
シュートボクシング所属
2R 1分01秒 タイ  
前田 辰也
TKO

(右ストレート)
カチャスック・ジャンボジム

1R、前田は連打でジャンボジムからダウンを奪う。そして、右ストレートで再びダウン。ジャンボジム、2Rまで持ちこたえるが前田は落ち着いて追い詰め右ストレートで相手を仕留めた。TKO勝ち。



第2試合 時間無制限1本勝負
米国  柔術
3分52秒 ZERO-ONE
グレッグ・ベイレス
TKO

(チョーク・スリーパー)
佐藤 耕平

序盤は試合は互角に進んだが、最後はベイレスが佐藤をチョークで締め上げた。



第1試合 時間無制限1本勝負
米国  ハップキドー
6分26秒 ZERO-ONE
リー・ヤングガン
KO

(後ろ回し蹴り)
黒川 尚浩

黒川もローキックやジャーマンスープレックスで攻めるがヤングガンが黒川を蹴り倒し、ハイキックで2度のダウンを奪いKO勝ち。