マーク・ケアーがプロレスで復活宣言
ノア 三沢、バトラーツにも絶縁された橋本にエール
8.30 ZERO-ONE の「真撃第2章」 日本武道館大会でジャスティン・マッコリーと組んで橋本、藤原組と対戦するマーク・ケアーが吼えた。
根回し無しで「霊長類ヒト科最強」と呼ばれたマーク・ケア-がZERO-ONEに参戦することによって大きな波紋を呼んだことに関してはやはりケア-も驚きは隠せない。なぜなら、プライドとケア-の契約は4月に終了しており、7月の出場に関しては単発のワンマッチ契約だったとケア-は言う。プライドとの契約終了後、ZERO-ONEと新しい契約を結んだのだから欧米人のケア-にとっては何が問題なのかわからないのは仕方のないこと。アメリカでは条件の良い職場に次々と転職するのは普通の事。しかし、この場合はそうはいかなかった。プライドのプロデューサーのアントニオ猪木は橋本と絶縁宣言をし、バトラーツは猪木軍への入団する為、ZERO-ONEとの共催を予定していた若手のリーグ戦「火祭り」への突然の不参加を決定。ZERO-ONEとの交流凍結を一方的に宣告した。自分の参戦により橋本とZERO-ONE団体自体を追い詰めてしまった形になったケアーだがZERO-ONEをプライドのような大きな舞台に成長させるとぶち上げた。1年半で10試合の契約を結び、じっくりとZERO-ONEを育てていく構えだ。総合格闘技とプロレスの両立も宣言。ブレーンバスターもマスターしたという。橋本を打撃で倒して、寝技でとどめをさすと予告。一方的に橋本を倒すことによって「真撃」の歴史を動かすという。10月には出来れば橋本とのシングルを希望。その後は小川との対戦や藤田へのプライドでの負けのリベンジを望んでいるケアーはZERO-ONEでプライドで失った名誉と「霊長類ヒト科最強」の称号を取り戻すことができるか。
ケアーを参戦させることによって、窮地に追い込まれた橋本に対し、ノアの三沢社長がなんとか頑張ってほしいとエールを送った。同時に一方的な交流凍結をつきつけたバトラーツに対し、「筋が通ってない」、「自分のケツもふけないのか」と批判した。