RINGS 12.21 山本喧一がリングスのリングに復帰
高阪は”ロシアの破壊王”アターエフと一騎打ち



「強くなってもう一回戻ってきます」と言い残しリングスを離れたパワー・オブ・ドリーム所属の山本喧一が本当にリングスに戻ってきた。UWF、Uインター、新日本プロレス、キングダム、リングス、UFC、クラブファイト等々多種多様なリングを経験してきた山本だがデビューが早かったため未だ若干25歳というこれからの選手。リング外でも会社の倒産による失業やジムの経営など多くの経験を積んできた山本は人間としても一回り大きくなったはずだ。

そんな山本を迎え撃つのはリングス所属の選手ではなくビバリーヒルズ柔術クラブ所属で元パンクラスの須藤元気だ。入場パフォーマンスが芸術的で試合も動きがありトリッキーではあるが実力のある選手だ。須藤は対戦する山本に対し会見上で「通過点にすぎない」「秒殺する」と過激に挑発。その須藤の挑発発言に対し山本は「じっくり可愛がりをする」「業界名物”ラッパ”(相手の上に乗り口などをふさいで呼吸を苦しくさせるシゴキの一種)を復活させる」と応戦。しかし、今回ライト級契約の試合で、山本は最近ずっとウエイトコントロールはしているものの減量が試合にどう影響するか。

前田リングス代表も「マッチメーカーとして楽しみな試合」「”良い”ではなく”凄い”試合にしてほしい 」と非常に期待しているとのこと。

メインは金原デビュー10周年記念試合、セミファイナルでは高阪が”ロシアの破壊王”ボルク・アターエフと激突。又、リングス・アブソリュート級王者決定トーナメント準決勝戦の2試合も行われる見所充分のリングス21世紀初年度最後の大会に注目。


12.21 リングス 横浜文化体育館大会カード

第1試合 【ユニバーサルバウト ミドル級】 

門馬 秀貴  HIDETAKA MONMA(A3ジム)
     VS 
佐々木 恭介    KYOSUKE SASAKI(U-FILE CAMP) 


第2試合 【ユニバーサルバウト ライト級】 

小谷 直之    NAOYUKI KOTANI(RODEO STYLE)
     VS 
飯田 崇人    TAKAHITO IIDA(A3ジム) 


第3試合 【ライト級オフィシャルマッチ】 

前田 辰也     TATSUYA MAEDA(SB/寝屋川ジム)
      VS 
シャウン・プライス    SHAUN PRICE(リングス・オーストラリア) 


第4試合 【ライト級オフィシャルマッチ】 

山本 喧一    KENICHI YAMAMOTO(パワーオブドリーム)
     VS 
須藤 元気    GENKI SUDO(ビバリーヒルズ柔術クラブ) 


第5試合 【アブソリュート級王座決定トーナメント準決勝戦】 

クリストファー・ヘイズマン   CHRISTOPHER HASEMAN(リングス・オーストラリア)
         VS 
エギリウス・ヴァラビーチェス   EGIDIJUS VALAVICIUS(リングス・リトアニア) 


第6試合 【アブソリュート級王座決定トーナメント準決勝戦】 

エメリヤーエンコ・ヒョードル   EMELIANENKO FEDOR (リングス・ロシア)
           VS 
リー・ハスデル   LEE HASDELL(リングス・イギリス) 


セミファイナル 【ヘビー級オフィシャルマッチ】 

高阪 剛    TSUYOSHI KOSAKA(リングス・ジャパン)
     VS 
ヴォルク・アターエフ    VOLK ATAEV(リングス・ロシア) 


メインイベント 【ヘビー級オフィシャルマッチ】
<金原弘光デビュー10周年メモリアルマッチ> 

金原 弘光   HIROMITSU KANEHARA(リングス・ジャパン)
     VS 
ポール・カフーン   PAUL CAHOON(リングス・オランダ)