11.3東京ドームのPRIDE17で「元祖グレイシーハンター」桜庭和志と「戦りつのひざ小僧」ヴァンダレイ・シウバの再戦が正式に決まった。桜庭にとっては桜庭神話を取り戻す大切なリベンジ戦となる。桜庭は3月25日のPRIDE13でシウバと初対決。グラウンドでのひざ蹴りが解禁になったルール改正直後のことでいつもの桜庭の低空タックルが仇となりシウバのグランドでのひざ蹴り連打に敗れた。敗戦後、インフルエンザも悪化し、ダメージも心配され入院しPRIDE14は欠場したが、7月29日PRIDE15「ホームレス・ファイター」クイントン・ジャクソンを裸絞めで撃破し復活。PRIDEにおける桜庭初のリベンジ戦にのぞむ。
PRIDE17では桜庭のリベンジ戦、そしてK−1軍VS猪木軍など話題が多いが、その前にPRIDE16も豪華なカードがでそろった。追加発表のカードの中に何と元リングスのホープ山本憲尚の名が入った。PRIDE初参戦だ。相手は山本のリングス最後の対戦相手、しかも山本を負かしたオーフレイムを前回のPRIDEで撃破したアスエリオ・シウバ(ブラジル)だ。アスエリオはあのバンダレイ・シウバと同じ苗字で同じジム所属の強豪。相手も相手、そして今年2月のKOKトーナメント以来7カ月ぶり、フリー転向後初の試合だが、「負けられません。勝って次はボブチャンチンとボコボコの殴り合いをしたい。」とリングス勢のPRIDE初参戦は負けるというジンクスを吹き飛ばす勢いだ。6月の真撃で襲撃した小川直也戦については、「忘れてない。いつかやることになる。」と強調した。
上記の山本の初参戦に加え、1999年にリングスで山本をあばらを叩き折って破ったブラッド・コーラー(米国)、修斗ランカーでヴァンダレイ・シウバと同門のムリーロ・ニンジャ(ブラジル)が初参戦する。それぞれ、小路晃(フリー)、松井大二郎(高田道場)と対戦する。松井はヴァンダレイの同門ニンジャを破ってヴァンダレイ戦を目指すと意気込んでいる。
9.24大阪城ホール大会全対戦カード
第8試合
マーク・コールマン VS アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
(米 国) (ブラジル)
第7試合
ギルバート・アイブル VS ドン・フライ
(オランダ) (米 国)
第6試合
イゴール・ボブチャンチン VS セーム・シュルト
(ウクライナ) (オランダ)
第5試合
ガイ・メッツァー VS ヒカルド・アローナ
(米 国) (ブラジル)
第4試合
松井 大二郎 VS ムリーロ・ニンジャ
(高田道場) (ブラジル)
第3試合
小路 晃 VS ブラッド・コーラー
(フリー) (米 国)
第2試合
山本 憲尚 VS アスエリオ・シウバ
(フリー) (ブラジル)
第1試合
谷津 嘉章 VS ゲーリー・グッドリッジ
(SPWF) (トリニダードトバゴ)