ドン・フライが9.24 プライド16に参戦か!?
ターゲットはコールマン、クートゥア、そしてシャムロック兄!
新日本プロレスの2強外国人レスラーの一人であるドン・フライが 9.24 プライド16に参戦の意思を表明した。現在、交渉中だという。近年、プロレスラーのノールールへの進出が進んでいるが、日本で馴染みのある外国人プロレスラーの進出は珍しい。Uインターに来ていたダニエル(ダン)・スバーンや元パンクラスのケン・シャムロックのUFCでの活躍は有名だが、最近はあまり聞かれない。しかし、フライは元々ノールールで名をはせたファイター。いわばノールールへの逆輸入だ。当時、UFCで活躍していたスバーンの後輩という感じでアルティメット大会に参戦したフライは初登場で大活躍し、トーナメントで優勝、王者として君臨していた。新日本プロレスでフライ同様暴れていたブライアン・ジョンストンもUFCの大会でフライに敗れている。ジョンストンは対戦相手が一流選手が多く勝ち星には恵まれなかったがノールールで活躍していた。そんな当時UFCで負け無しだったフライに唯一、土をつけたのがプライドで今をときめくマーク・コールマンだ。コールマンは最近、フライとすれ違いで新日プロレスにも参戦しているが、フライはコールマンとプライドのリングで再戦を希望している。コールマンに加え、現UFCヘビー級王者のランディー・クートゥア、そして先輩のスバーンをUFCでギロチン葬したことがあるケン・シャムロックとの対戦も希望している。対戦を希望する3選手は皆ベテランのノールールでは一流選手。35歳のフライも含め、4人とも年齢が近く30代中盤から後半。フライ自身もノールールのヘビー級選手のピークは30代半ばであり、自身もピークと判断していて以前より強くなっていると自覚している。UFC参戦当時のフライから更に強くなっているとするとノールールへの復帰戦は非常に楽しみであるが、コールマンやクートゥアも当時アマレスの技術とパンチで圧倒していた頃よりノールールでの戦い方に幅が出て、フライがプロレスの試合に没頭している間、ノールール系の試合経験も更に積んでいた部分で結果にどうつながっていくか見物である。