PRIDE 桜庭和志、7.29のプライド15で復帰戦!
初出場でTKOされた大山と石沢もリベンジ出場。



世界の桜庭和志の復帰戦が 7.29 PRIDE 15 さいたまスーパーアリーナ大会で行われる事が正式決定された。これはほとんど桜庭本人の意思によるもの。バンダレイ・シウバに破れてから約4ヶ月、復帰戦の対戦相手は誰になるのか?桜庭曰く、年齢的に肉離れなどの小さい怪我が多くなってきている為、練習量や質もコントロールしてやっているとのこと。試合も今まで3ヶ月に2回くらいの頻度で試合を希望していたが、最近は試合の頻度も少しスローダウンさせる様子。敗戦後、少しずつスパーリング中心で調整して来ており、体調が戻ったので今回の再出発の決定となった。練習で気をつけていることはガンガンやらず、抜くところは抜く事、それからタックルをがぶられた状態にならないよう気をつけているとのこと。対戦相手は誰でもいいとしながらも、体重差が10キロを超える重い選手とはやりたくないという。希望する対戦相手を訊かれカーロス・ニュートン、アラン・ゴエス、ヘンゾ・グレイシーら「手が合いそうな」選手の名を挙げていたがそこに強敵シウバと以前激闘を繰り広げたホイス・グレイシーの名も追加した。シウバ戦に関して、もう一度やりたいし面白くなりそうな感じがすると言う。結局、「手が合いそうな」選手で体重差が少なければ誰でも良いといった感じだ。主催するDSE側は「シウバのような匂いのする選手。初来日の強豪や、過去に桜庭と対戦して負けた選手」も考えているという。
又、DSE側は11月上旬に東京ドーム大会を予定しており、高田延彦vs小川直也戦を目指す一方、桜庭がこの7月の試合をクリアすれば、その11月のドームで桜庭vsシウバ戦も計画している。もし、これらの2大カードが同時に実現すれば、高田道場所属選手によるダブルメイン、そしていづれも話題のカードで非常に世間の注目度の高い大会になるであろう。
この7.29 プライド15では、初出場でハイアン・グレイシー(26歳)に秒殺されたプロレスラーのケンドー・カシンこと石沢常光(32歳)が宿敵ハイアンにリベンジマッチを挑む。前回はプロレス業もしながらの挑戦で準備万全とは言いがたい状況だったが、今回は未だプロレスラーでありながら藤田らと共に高田道場などに通いノールール系の練習を積んでおり準備万端の様子。満を持してのリベンジマッチだ。猪木プロデューサーも「前回は石沢の油断。敗戦から立ち上がるのを観たい」と言っている。
一方、前回初出場でシウバに秒殺された大山峻護(27歳)がPRIDEへのリベンジ出場。柔道やサンボなどで大活躍していたテクニシャン大山は前回ヘンダーソンにKOされてしまったが、未だテクニシャンとしての最高評価を受けるヘンゾ・グレイシー(34歳)と テクニシャン対決に臨む。
<出場決定カード>
石澤常光VSハイアン・グレイシー 
大山峻護VSヘンゾ・グレイシー 

<出場予定選手> 
桜庭和志 松井大二郎 マーク・コールマン ヴァンダレイ・シウバ 
イゴール・ボブチャンチン ヒース・ヒーリング ケビン・ランデルマン