第9試合 5分3R ライトヘビー級新王者決定戦 |
パンクラスGRABAKA所属 89.8kg ライトヘビー級2位 |
2R 4分30秒 | パンクラス横浜所属 83.9kg ライトヘビー級4位 |
菊田 早苗 |
TKO (ドクターストップ) |
美濃輪 育久 |
船木誠勝vs鈴木みのる戦以来のホープ頂上対決となった菊田vs美濃輪のライトヘビー級新王者決定戦。話題を呼び、試合前から両者火花を散らしてきた。菊田は「ベルトは絶対もらいます。体調は過去最高。アブダビ以来の本気を見せます。必殺技もいくつか用意した。」と言いながらも美濃輪と目を合わせない菊田に対し、美濃輪は「体重差はリングに上がれば関係ない。自分はプロレスラー。ブレンバスターとかも当然狙っていきます。」と格闘家を自称する菊田を挑発し睨み付けた。 KEI山宮が今年2月に返上した同級王座を争う2人は今回が初対決。勢いと闘志がみなぎる美濃輪に対し、菊田は「今までで最もタフな相手で、過去最高にハードな試合。気持ちの勝負になるでしょう」と緊張し弱気な態度に見えるが、菊田は99年6月のパンクラス初参戦以来、戦績は14戦11勝1敗1分1無効試合で旗揚げメンバーの鈴木みのるや高橋義生らも次々に撃破し、破竹の快進撃で突っ走ってきたホープ。組み技世界最強を決める4月のアブダビ・コンバット(第4回世界サブミッションレスリング選手権)87キロ以下級で日本人初優勝を飾り"寝技世界一"の称号まで獲得し、今では世界から狙われる存在。ようやくめぐってきたパンクラスでの初の王座挑戦。菊田が逃すはずもない。 「技術、経験、精神力をすべてだす」と語った菊田が序盤戦から「寝技世界一」の称号通り寝技で美濃輪を圧倒する。裸締め、腕ひしぎ、マウントパンチと畳み掛ける菊田の猛攻に対し、美濃輪は超人的な粘りをみせてしのぐ。技をすべて反されつづけてあせるかに見えた菊田だったが、6月から密かに総合格闘技道場「スネークピット」で打撃技の稽古に取り組んでいた成果を突然爆発させ、なんと蹴りで美濃輪の右まゆ上に幅5センチ、深さ7ミリの負傷を負わせ大流血。ドクターストップでTKO勝ち。2代目ライトヘビー級のパンクラシストに輝き、4月のアブダビ優勝に続く快挙だ。美濃輪は試合後、病院直行を余儀なくされたが、菊田は「あれは技術じゃない。科学では証明できない、異様な返しだった。」と驚きを隠さなかった。 。 |
第8試合 5分2R ヘビー級トーナメント準決勝 |
V-CROSS所属 97.5kg |
延長R 5分00秒 | パンクラス横浜所属 90.3kg |
藤井 克久 |
判定 3−0 |
渋谷 修身 |
ヘビー級王者になり、UFCへの進出を目論んでいた渋谷だったが残念ながら準決勝で姿を消してしまった。またもや、渋谷の外部への挑戦は遠のいてしまうのか。12月1日の決勝戦まで駒を進めた藤井は眼窩底骨折の疑いのある高橋に対しても容赦なく「高橋さん、殴り合いを覚悟して下さい」と早くも打倒・高橋をぶち上げた。 |
第7試合 5分2R ヘビー級トーナメント準決勝 |
パンクラス東京所属 92.4kg |
1R 3分20秒 | チーム・タイガー・アカデミー所属 97.7kg |
高橋 義生 |
反則勝ち (サミングにより) |
マルセロ・タイガー |
新日本プロレスのケンドー・カシンをセコンドに従えた高橋。今回、いつになく絶好調だったという高橋に意外な落とし穴が待っていた。この準決勝のマルセロ・タイガー戦で有利に試合を運んでいたが、3分20秒、左目に親指を突っ込まれるという2度のサミングを受け、タイガーはその場で失格となったが、左目を痛めた高橋は応急処置で眼窩底骨折の疑いと診断され病院に運ばれた。重傷の可能性もでてきた。12月1日の横浜文化体育館大会で行われる決勝は勝ち上がってきた藤井克久と対戦だが、暗雲が立ち込めてきた。 |
第6試合 10分1本勝負 パンクラス旗揚げルール |
パンクラス横浜所属 89.7kg | 5分09秒 | パンクラス東京所属 75.1kg |
鈴木 みのる
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ギブアップ (ヒザ十字固め) |
冨宅 飛駈 |
久々のパンクラス旗揚げルールで勝利を収めた鈴木みのるが新日本プロレスで復帰する佐々木健介に対戦メッセージを送った。リングスを離れた田村潔との対戦意思もすでに表明し、ゼロワンの橋本とは真撃マットで対戦を約束したが、この日は佐々木に言及し「彼にはオレが映っているのか。いつかやろうと言ったのはアイツ」と健介にメッセージを投げかけた。 |
第5試合 5分2R ミドル級戦 |
パンクラス横浜所属 76.2kg |
2R 5分00秒 | U-FILE CAMP所属 75.3kg |
國奥 麒樹真 |
判定 2−0 |
上山 龍紀 |
上山のセコンドにはリングスを離れどのリングに上がるか注目されている田村潔がついている。鈴木みのるが田村に対戦を呼びかけた経緯もあり、今後が期待されるが、弟子の村上龍紀は判定ながら國奥に敗れた。 |
第4試合 5分2R ヘビー級トーナメント1回戦 |
V-CROSS所属 97.5kg |
1R 5分00秒 | パンクラス・ハイブリッド・ブドーカン所属 90.0kg |
藤井 克久 |
TKO (レフェリーストップ) |
ジェイソン・デルーシア
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第3試合 5分2R ヘビー級トーナメント1回戦 |
パンクラス横浜所属 90.3kg | 2R 5分00秒 | フリー 99.3kg |
渋谷 修身 |
判定 2−0 |
アンソニー・ネツラー |
第2試合 5分2R ヘビー級トーナメント1回戦 |
チーム・タイガー・アカデミー所属 97.7kg | 1R 1分34秒 | グラジエーター・トレーニング・アカデミー所属 99.8kg |
マルセロ・タイガー |
KO (顔面パンチによる) |
ティム・レイシック |
第1試合 5分2R ヘビー級トーナメント1回戦 |
パンクラス東京所属 99.8kg | 2R 0分22秒 | RJW/CENTRAL所属 97.7kg |
高橋 義生 |
ギブアップ (フロントチョークによる) |
高田 浩也 |