ノアもう一人のエースが帰ってくる
ノア2.17日本武道館大会で小橋建太の復帰決定
来年の2.17 ノア日本武道館大会において395日ぶりにノアのエース・小橋建太が復帰することが決定された。以前から両ひざに爆弾を抱えたまま2000年8月5日のノア旗揚げ大会に無理を押しての参戦後出場し続けたが2001年1月についに両ひざがパンク、即入院、そして手術となった。エースである小橋が興行に穴をあけるのはノアにとっても大きな痛手ではあったが小橋のひざは限界だった。主治医から人工関節の選択肢も示されるほど重傷だった。左ひじと両ひざ合わせて5回の手術を繰り返し、やっと退院できたときはもう6月になっていた。そして、右ひざのボルト除去手術を受けたのは9月だった。
入院中、病室にダンベルを持ち込み、ベットの上で新技を思いついてはメモをとったりと片時もプロレスが頭から離れることはなかった。120Kg近くあった体重は今は106Kgになった。が、ひざへの負担を考えると絞れていて良い状態とも言えるが、未だひざには痛みがあるという。しかし、小橋は心機一転、髪を金髪にして「万全のコンディションにします。」と気合が入る。「復帰できたら、やはりGHCに挑戦したい。秋山とも戦いたい。」とスクワットや受身のトレーニングを再開した小橋は12.9有明大会での復帰案を見送りあせる気持ちを抑えて慎重を期した。UFOの小川直也やZERO-ONEの橋本真也がノアへの殴りこみを宣言している今、ノアの牙城を守るべく鉄人が帰ってくる日は近い。