NOAH NEW JAPAN 新日道場でノアの秋山が永田と合同練習

秋山の掟破りの逆ムーンサルト発言に武藤激怒、秋山をコキ下ろす。




10.8 新日本の東京ドーム大会で団体の壁を超えて実現する夢のタッグチーム秋山と永田が10月1日に合同練習を決行した。場所は何と東京・世田谷区にある新日本道場だ。新日本プロレス創立者のアントニオ・猪木会長の写真が見守る中、ノアの秋山と永田が30分にも及ぶ白熱のスパーリングを展開した。練習には新日の鈴木健三が手伝いとして参加、ノアからも金丸義信と橋誠が視察として同行していた。もちろん、秋山をはじめとするノア勢が新日本の道場に足を踏み入れたのははじめて。秋山も「まさか猪木さんの写真の前で練習することがあるとは思わなかった」と感慨深げ。

スパーリング後には突然永田が秋山の必殺技・リストロックエクスプロイダーの伝授を要請。それに答えて秋山がアドバイス。そして今度は秋山がナガタロックIIの伝授を要請し、お互いの必殺技の相互伝授が行われた。永田は「ヘタクソだと申し訳ない。教えてもらういいチャンス」と言い、秋山も「やはり本家とはちがうから、本人からコツを聞きたかった」とお互いに絆を深めたようだ。二人によるダブルのタックルやナガタロック1と2の合体技も披露した。

この秋山・永田の夢タッグと武藤敬司・馳浩組の「プロレス50周年記念試合」がドームのメーンとなることも決定しているが、秋山も永田も決め技まで宣言した。永田は武藤にはナガタロックII、馳にはパックドロップ、秋山は武藤にはリストロックエクスプロイダー、馳はビンタでねじ伏せると挑発。ノアのリングで武藤の必殺技・シャイニングウィザードを試運転した秋山は、シャイニングだけではなくムーンサルトプレスも武藤に狙っていくと発言。その挑発発言に激怒した武藤は秋山のシャイニング・ウィザードについて「写真で見たが秋山のはダサい。いかにカッコ悪いか見せつけてやる」。そして、ムーンサルトの予告に対し「あいつにはできない。カエルみたいな技をやればいい。」とコキ下ろした。