第33回全日本大会決勝戦 |
鹿児島支部 3段 |
本戦終了時 | 本部直轄浅草道場 3段 |
木山 仁 | 判定 5-0 (かかと落としで技あり) |
木村 靖彦 |
昨年と全く同じ顔合わせの決勝戦。両者共、この選手層の厚い大会で2年連続決勝に勝ちあがってきたということが二人の実力が本物であることを証明している。 身体とパワーがあり、攻撃力に優れる木村がすさまじい圧力をかけるが、元々中量級選手にもかかわらず前年全日本(無差別大会)王者の木山は一回り小さいが気迫、スピード、技で1歩も引かない。試合中盤、遠い間合いから軸足を移動させながらの鋭い木山のかかと落としが木村の顔面に吸い込まれるように決まり、ふっとひざをついてしまった木村。技ありだ。その後も、激闘を続ける両者だが差はでず、技ありを奪った木山に旗が上がり、見事全日本を2連覇。 松井派の不動のエース・数見がいない昨年と今年の全日本だったが、2年連続の優勝と準優勝の木山と木村、そして成長著しい若手の今大会4位の市川雅也、7位の田中健太郎たちが今後の極真を支えていくことは間違いない。また、正道会館ウエイト制重量級王者の加藤達哉も正道会館所属で初めて極真全日本大会の8位に入賞、大健闘した今後が楽しみな空手家だ。 |
11.2/3 東京体育館 第33回オープントーナメント全日本空手道選手権大会 優勝 木山仁(参段)鹿児島支部 準優勝 木村靖彦(参段)本部直轄浅草道場 3位 足立慎史(参段)本部直轄浅草道場 4位 市川雅也(弐段)奈良支部 5位 池田雅人(弐段)総本部 6位 池田祥規(弐段)東京城西支部 7位 田中健太郎(初段)横浜港南支部 8位 加藤達哉(初段)正道会館 敢闘賞 市川雅也(弐段)奈良支部 技能賞 池田雅人(弐段)総本部 試割り賞 池田雅人(弐段)総本部