K-1戦士ミルコ・クロコップ、藤田との再戦に向けPRIDE上陸か!?
PRIDEを主催するDSEの森下直人社長がK−1軍vs猪木軍第1弾でK-1のリングで激勝したK-1戦士ミルコ・クロコップをPRIDEのリングに上げる考えがあると発言した。これは実現すればK-1軍vs猪木軍第2弾という扱いになる。11.3 東京ドームで開催される「PRIDE-17」が濃厚だ。PRIDE−17へのK-1選手派遣についてはK-1プロデューサーの石井館長サイドからの提案に答えたものといえる。
しかし、ミルコは10.8 K−1 World GP敗者復活トーナメントへ出場することになっており、もしミルコが好成績を残した場合、12月のグランプリ決勝トーナメントに進むことになり、11.3に他の試合に出場するようなリスクは負えないであろう。もし、ミルコが10.8で勝ち上がれなかった場合にはその後のスケジュールが空き、11.3のPRIDE−17もしくは年末に予定されている猪木祭り2に出場する可能性が高くなる。この猪木祭り2もK-1軍vs猪木軍の全面対抗戦を軸にDSEが開催を請け負うことになっているという。よって、10.8のK−1のトーナメントの結果次第といったところか。もし、PRIDEのリングでK-1軍vs猪木軍の試合を行う場合、やはりPRIDEルールが基本になると森下社長はいう。
いづれにせよ、ミルコの対戦相手は当然、藤田が第1候補。だが、違う相手を用意し、違った角度の展開・抗争が新たに生まれればそれも面白いだろう。基本的にはPRIDEは中立のリングという形だが、果たして実際にはK-1軍vsPRIDE・猪木軍という図式になるのだろうか。