猪木祭り2・K-1vs猪木軍は5対5 !? 猪木、「ごねるなら、小川いらねえ!」。新日1.4巴戦決行予定。
大晦日の猪木祭り2においてのK-1軍vs猪木軍の全面対抗戦は5対5になりそうだ。しかし、猪木軍の大将としてK-1との対抗戦に出陣すると思われていた小川直也が「猪木祭り2」を「PRIDE」の運営を手掛けるDSEが取り仕切ることに反発、参加の辞退をにおわせていることに猪木が激怒した。事の発端は元々相性が悪かった小川とDSEだが、「PRIDE」での高田戦を一方的にキャンセルされ、高田vsミルコ・クロコップ戦に変更されたことに小川が怒り、DSEに対し絶縁宣言したことから猪木祭り2への不参加の意思表示となった。しかし、交渉は水面下で動いているようで、そんなどっちつかずの小川に対し猪木は「ドラマなんかに出ている場合じゃないだろう。ゴネたほうが得か、(猪木祭り2に)でたほうが得かよく考えてみろ。ゴネるなら(小川は)いらねえ。」といつになく険しい口調で最終通告とも取れる言葉を発した。又、「小川はサラリーマンの時とは桁違いのギャラを貰えるようになってハングリーさを失った。使命に目覚め、もうひとつ上に行くには金ではなく名誉を目指さなければ」と嘆きともとれるメッセージを発した。
「こちらは駒がそろっている」と猪木はある意味「小川不要説」ともとれる発言。猪木軍メンバーとしてリストに入っているのは藤田、安田、佐竹、高山、に加えブラジリアン柔術最強コンビのノゲイラとスペーヒー、そしてコールマンとそのチームメートのグッドリッジとすごいメンバーが名を連ねており、5人枠はすぐ埋まってしまう。しかし、紅白歌合戦を相手にまわしての視聴率合戦を考えると話題性も含めドラマにもでて知名度のある小川は欠かせないメンバーであることは間違い無い。
対紅白の視聴率合戦について猪木は紅白の視聴率を50%をきらせて、猪木祭り2で20%台をとりたいと第一目標を挙げた。
その猪木から永田や中西らトップ選手の貸し出しを猛烈に迫られた新日本プロレスの藤波社長はTBSが放映する猪木祭り2にテレビ朝日が放映を手掛ける新日本プロレスの選手を派遣することの難しさを強調し、未だ決定には程遠い状態。猪木は「勝手にしてくれ」と投げやりぎみ。しかし、そんな状態の中、新日本は1.4での巴戦を小川、藤田、佐々木で決行するらしい。大晦日の対K-1戦で万が一藤田が負傷し1.4を欠場することになっても小川vs佐々木の直接対決でいくという。しかし、その小川も猪木祭り2への不参加を表明しているがいつどういうふうに転んで、大晦日に参戦し、負傷するかもしれず、予断を許さない状況だ。