K-1 INOKI K-1のリングに異種格闘家大集合!
K-1軍vs猪木軍、世界が注目の中、開戦宣告!




米国時間の8月11日、ラスベガスで開催されたK-1 WORLD GPラスベガス大会の決勝戦前にK−1プロデューサーの石井館長とプライドプロデューサーの猪木会長の呼びかけにより世界の格闘家・プロレスラーがK−1のリングに集結した。K−1軍の石井和義・正道会館館長を筆頭にミルコ・クロコップ、レイ・セフォー、サム・グレコら数名のK-1ファイターに加えフランク・シャムロックと謎の巨人が待つリングに、「伝説のレスラー アントニオ猪木」と英語でアナウンスされる中、猪木を筆頭に藤田和之と小川直也の猪木軍両ホープ、そしてドン・フライ、マルコ・ファス、ペドロ・ヒーゾ、ヴァリッジ・イズマイウ、大山峻護、そしてなつかしのバス・ルッテンらがリングに上がり超豪華なメンバーが揃った。そんなメンバーの中でも一際めを引いていたのがその謎の巨人、石井館長の対猪木軍用秘密兵器、身長204cm、体重190キロの巨漢の黒人プロレスラー、ボブ・サップだ。実力は未知数だが、猪木軍にとっては脅威になるに違いない。米国・カナダでも放送される同大会、世界中のマスコミも注目するなかK-1軍団vs猪木軍団の開戦宣言だ。これは全世界の格闘技界を巻き込む大騒動に発展しそうだ。

大会後には、8月19日さいたまスーパーアリーナで開催される「K―1アンディ・メモリアル」のスーパーファイトで対決する藤田和之とミルコ・クロコップが、猪木会長、石井館長同席のもと、調印式に出席した。重要なルールについては旧PRIDEルール(両手足をリングについた選手の顔面への蹴り、金的、ひじ打ち、頭突きは反則など)を基本に最終的な詰めを行っているというが難航中だ。

クロコップはカリフォルニア州ロサンゼルスのマルコ・ファス道場で、藤田はカリフォルニア州サンノゼのアメリカン・キックボクシング・アカデミーで、それぞれ最終調整中に入っている。8月20日には日本テレビが特番を放送するとも言われている。