K-1 INOKI K-1軍団vs猪木軍団、実現にまた一歩前進
猪木が藤田に「行ってこい、ぶっ殺してこい」 藤田も「殺すつもりで行きます」!



実現の可能性に注目が集まっているK-1軍団vs猪木軍団対抗戦について、猪木・藤田の師弟コンビから物騒な言葉が飛び出した。
カリフォルニアのサンタモニカに帰るアントニオ猪木を愛弟子の藤田和之が成田空港に見送りに現れ、その場でK-1軍団との対抗戦への出撃を直訴した。藤田は「本気です」と言い、スキンヘッドにして気合を表した。この件に関して猪木事務所やK-1サイドも猪木のGOサインを待つような状況だったが、猪木の口から遂に「行ってこい、ぶっ殺してこい」と藤田に檄が飛び、事実上のGOサインだ。藤田も「ルールなんて関係ない。ケンカでしょ。殺すつもりで行きます。」と師弟共に殺伐とした表現だ。

K-1サイドは早くも K-1の興行 8.19「アンディ・フグ・メモリアル」でのK-1ジャパンGPに合わせてもうひとつの目玉として実現を希望しているが、猪木サイドとしては中立な立場としてPRIDEも絡め、猪木軍団、K-1、プライド混合で年末に「猪木祭り2」での全面対抗戦を実現したい意向があるようだ。やはり、両団体がどこのリングで実現するかについてそれぞれの思惑が交差しているようだ。ファンの立場としては 8.19で何試合か実現し、それの結果や試合内容をきっかけとし、年末の猪木祭り2に繋がっていくことを望むところだが、猪木サイドとしては猪木祭り2のインパクトを最大限にするためには初対決を年末に持っていきたいところだろう。確かに、試合ルールにもよるが8.19で実現するとなると、バンナをはじめとするK-1選手のK-1とは違ったルールに対する準備が間に合うのかという危惧がある。

何れにせよ、バンナvs藤田戦や全面対抗戦の実現の可能性は更に高まったことに間違いはない。今から楽しみである。