プロレスの歴史を作って来たスーパースターたち
往年の勇姿と現在の素顔を追った感動のドキュメント 数十年に渡り、ショービジネスの本場アメリカにあって、娯楽の中心であり続けたアメリカンプロレス。その人気を支えたのは個性溢れる様々なスターレスラー達であった。彼らの往年の名勝負、現在の姿、インタビュー、メッセージなどで構成されたファン感涙のドキュメント。第20弾は、「ハーレーダビットソンを愛す、乱闘男 マイク・グラハム」と「ブルックリンの黒豹 ジョニー・ロッズ」の二人。エディ・グラハムの息子であり、日本では、藤波辰巳とNWAインターJrのベルトを争ったので有名なレスラー。藤波戦の話も聞けるが学生時代のディック・スレーターの話も面白い。ジョニー・ロッズも全日本、NOWと来日経験のあるレスラー。一番印象に残る試合では、ハルク・ホーガンを選ぶなど日本でもお馴染みのレスラーの名前がインタビュー中次々あげられる。 収録時間:105分 カラー 音声:ステレオ リージョン:ALL 収録内容: 天使に調教されるカウボーイ ロン・バス バス兄弟の一員として悪名を轟かせ、日本ではスタン・ハンセンのタッグパートナーとして活躍したロン・バス。 アメリカン・フットボールを経験した後、1972年にプロレス入り。ドン、フレッドとのバス3兄弟を結成し、アラバマ地区を中心にサーキット。カウボーイスタイルの大型レスラーとして悪役人気を獲得した。1977年2月、全日本プロレスに初来日。帰国後はロサンゼルス、フロリダなどを転戦。ロスではロディ・パイパーらとのコンビでアメリカスタッグ王座を複数回奪取した。その後、テネシー地区でドンとのバス兄弟を再結成。1980年9月には兄弟で国際プロレスに来日した。1982年3月、ジョージアでトミー・リッチを倒しナショナルヘビー級王座を獲得。同年8月、全日本プロレスに再登場を果たすと、以後は常連外人として定着。1983年4月、ハンセンとのコンビで馬場&鶴田組を破り、インタータッグ王者となった。アメリカではブラックバードとのコンビでバリー・ウィンダム&トミー・リッチらとの抗争を展開し、1984年8月、ミッドアトランティック・タッグ王座を獲得した。1987年1月、WWFマットに登場。約2年間サーキットした後に転出。1991年に現役を引退した。 隠された腹筋力の世界保持者 アンジェロ・ポッフォ 均整の取れた肉体美を誇るレスラーとして全米をまたにかけ、後には息子であるマッチョマンランディ・サベージのマネージャーとして長年プロレス界で活躍したアンジェロ・ポッフォ。 イタリア移民の子としてシカゴで育ち、学生時代は野球チームのキャッチャーとして活躍。デ・ポール大学で体育を専攻しながら、同時にチェスプレイヤーとしてインターカレッジ王者にもなった。その後海軍に在籍し、1945年には4時間10分の間に腹筋運動を6033回行ってギネスブックに登録された。除隊後の1948年、イリノイのカール・ポジェロのジムでレスリングを始め、1949年、ラフィ・シルバースタインを相手にプロレスデビュー。ブロンコ・ルービッチをマネージャーにして中西部地区で活躍し、1958年、ウィルバー・スナイダーを破ってNWA・USヘビー級王座を獲得した。60年代に入ると、クリス・マルコフとのタッグチームデビルズ・デュオを結成し、1966年WWA世界タッグ王座を獲得。ブルーザー&クラッシャー組と長く抗争を続けた。1968年、日本プロレスの第10回ワールドリーグ戦に初来日。1971年2月にはマスクマンに変身し国際プロレスマットでラッシャー木村と金網デスマッチで対戦した。70~80年代はマスクマンのカーペットバガーとして活躍。1991年現役を引退した。
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