オフェンスもディフェンスも身体の動かし方は同じ
的確な防御から攻撃へのスムーズな連携 攻防一体こそが目指すべき究極の姿 アンタッチャブルと呼ばれ精緻なディフェンステクニックを誇った川島郭志。しかし、ディフェンスはただ守るためだけの技術ではない。防御は攻撃の準備態勢であり、常に次の自分の攻撃を考えながらしっかりと守ることが大切である。 ただ攻撃することばかり考えるのではなく、相手の攻撃を見極め、防御から攻撃へとつないでいく。それが勝利への道である。 独自の理論を生かしたパンチの打ち方、防御と攻撃の切り替え方、実戦で役立つテクニック、そして感覚を養う練習方法まで、勝つためのヒントに満ちた極めて実用的な映像作品。 収録時間:70分 仕様:カラー/STEREO/片面1層 リージョン:ALL Run Time: 70 minutes Format: NTSC Language: Japanese Region: ALL ポイント/Point 5% 収録内容 基本の打ち方 フォーム・スタンス ジャブ 下がりながらのジャブ ストレート フック アッパー 防御から攻撃への連携 ディフェンス技術の基本 ストッピング スリッピング ブロッキング ウィービング スウェーバック 実戦テクニック&トレーニング 効果的なロープスキッピング シャドーボクシング 頭を振るディフェンスの練習法 距離を支配する 相手のサイドに回る クリンチの活用法 出演 川島郭志(かわしまひろし) 1970年3月27日、徳島県出身。幼少時からボクシングの英才教育を受け、高校3年のインターハイで後の鬼塚勝也、ピューマ渡久地らを下して優勝。卒業後の1988年に上京しヨネクラジムに入門。同年8月2日プロデビュー。3連続KO勝利を収める。しかし4戦目の東日本新人王決勝戦でピューマ渡久地に破れ、翌年には川島光男に敗戦。その後2度にわたる左拳の骨折でさらに1年余り雌伏の時を過ごす。この時期にテクニックをさらに磨き、1992年7月13日、日本Sフライ級王者小池秀樹を下して王座獲得。3度防衛の後に返上。1994年5月4日、WBC世界Sフライ級王者ホセ・ルイス・ブエノに挑み、11回にダウンを奪って判定勝利で世界チャンピオンとなった。以後圧倒的な強さで防衛を重ね、世界的にも高い評価を得た。1997年2月20日、7度目の防衛戦で敗れ、極度の視力低下も判明し引退を決意。2000年9月、東京都大田区に川島ボクシングジムを開設。新興ジムながら数多くの有力選手を輩出し、2016年4月、有川稔男が日本ウェルター級王者に輝いた。テレビ解説者としても活躍し、日本ボクシング界のために励んでいる。
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