合気道の達人有川定輝師範が遺した貴重な映像資料を公開する新シリーズ第3弾
日本武術の珠玉、合気道とは何か。合気道開祖植芝盛平の直弟子として厳しい修行に励み、後には重鎮として合気会を陰で支えた合気道の達人有川定輝。実力者としてだけではなく、数多くの資料を蒐集した研究家としても名高く、私財を投入して師の映像を多数収録したことでも知られる。遺された肉声、写真、フィルムをもとに、植芝盛平の武道を解明する。 収録時間:62分 カラー 音声:ステレオ 英語字幕 リージョン:ALL [出演] 植芝盛平(うえしばもりへい) 1983年(明治16年)12月14日、和歌山県出身。合気道開祖。武田惣角より学んだ大東流合気柔術を基に、日本武術の珠玉・合気道を創始。不世出の武術家として今に語り継がれる数々のエピソードを残し、各界に広がる多くの門弟を指導。著名な合気道家を多数育てた。合気道を日本のみならず広く全世界に普及させ、1969年4月26日逝去。 有川定輝(ありかわさだてる) 1930年(昭和5年)1月14日、東京都出身。幼少の頃より武道に興味を持ち、船越義珍・義豪より松濤館流空手を学ぶ。1947年、合気会本部道場に入門。開祖・植芝盛平の直弟子として修行に励み、1959年本部道場師範、1970年合気道8段位に列せられる。戦後の混乱期の中で数多くの実戦経験を積み、卓越した技術と鬼気迫る厳しい稽古ぶりから鬼と呼ばれ、その名はKiller Arikawaとして海外にも轟いた。実戦派でありながら数多くの資料を蒐集した研究家でもあり、私財を投じて植芝盛平の写真や映像を多数残した。合気会の重鎮として長年合気道の普及と発展に努めた。1994年9段位。2003年10月11日逝去。 [収録内容] 豊崎円空就保「本DVDシリーズについて」 植芝盛平稽古指導(フィルム/24min.) 植芝盛平肉声(音声テープ/13min.) 「勲四等旭日小綬賞(昭和39年11月3日)」記念講演 井上敬康「武道家、研究者としての有川定輝」 有川定輝肉声(音声テープ/3min.)「翁先生の門人として」
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