晋遊舎ムック 頭とカラダで考える・大賀幹夫の寝技の学校・絞め技編
【ブラジリアン柔術&柔道寝技教則書】 + DVD1枚付属 【こんな絞め技本が欲しかった!】 実戦で役立つ25種類の絞め技とバックのポジショニング法を大公開!! ◆「絞め技のポイントが全然わからない」「絞め技の防ぎ方を知りたい!」「指が痛くなるほど力を入れてるのにちっとも極まらない」そんな声に大賀幹夫が答える待望の絞め技専門書 ◆【1章】後ろからの絞め/【2章】前からの絞め/【3章】道衣を使わない絞め /【4章】バックのポジショニング 著者:大賀幹夫 寝技を愛する方々へ 近年、寝技の個々の技術は世の中に満ち溢れています。大きい本屋に行けば技術書から、インターネットに接続すれば動画投稿サイトから、それらをいくらでも手に入れることができます。しかし現在、多くの人が困っているのは、それらをたくさん知ってはいても実力がその数に比例して上がらないということ。なぜなら、そこには技術と技術をつなぐ理論が無いからです。また、初心者の方が ぶち当たる「寝技の壁」は高くて厚く、それを乗り越えるための困難さは並大抵のものではありません。なぜなら、現在の技術書は寝技がある程度できる人のためのものであり、初心者の方が寝技をある程度できるようになるためのものは皆無だからです。 本書では、今までになかった「寝技の技術と技術を結ぶ理論」と「初心者さんがある程度寝技ができるようになるための方法論」を解説しています。内容は、大賀が柔術黒帯になってから、常識にとらわれずすべてを根本から考え直し、理論を再構築したものがほとんどです。大賀はこの裏づけにより、ムンジアル黒帯3位、マスター&シニア黒帯優勝という日本人としては最高レベルの実績を柔術競技で残すことができました。初心者さんはもちろんのこと、黒帯の方にも役に立つヒントが詰まっている今までに無かった画期的な技術書だと自負しております。本書を、寝技を愛するすべての方々に捧げます。 ようこそ、寝技の学校へ。(「寝技を愛する方々へ」より抜粋) 大賀幹夫(プロフィール) 1971年1月17日生まれ。福岡県太宰府市出身。身長175cm、体重60kg。 柔術黒帯三段。ねわざワールド代表。大賀道場代表 九州大学で柔道をはじめ、高専柔道の流れを汲む七大学柔道を学ぶ。 1999年に「ねわざワールド」を設立。 2003年には、東京都調布市に大賀道場を設立し、年末に黒帯昇格。 2007年マスター&シニア・インターナショナルシニア1黒帯プルーマ級にて 日本人として始めてブラジリアン柔術黒帯の世界大会で優勝。 同年、世界柔術選手権ムンジアルにおいても黒帯ガロ級3位入賞を果たす。 その後2010年に、39歳で引退。現在は、技術指導はもとより、 ブラジリアン柔術や七大学柔道を普及・発展させるための活動を精力的に行っている。 ■ 目次 【本書のハイライト】 ◆絞め技の原理原則 ◆【後ろからの絞め】のまとめ ◆【前からの絞め】のまとめ ◆【道衣を使わない絞め】のまとめ ◆【バックのポジショニング】のまとめ 【1章】後ろからの絞め ◆浅い送り襟絞め ◆基本的な絞め方 ◆絞め手の使い方 ◆相手との角度 [豆知識] 絞め技マスターになるために知っておいたほうがよいこと ◆浅い送り襟絞めの防御 ◆襟を取られてしまったら ◆絞められかけたら ◆深い送り襟絞め ◆実戦での使用例 ◆ズボンチョーク ◆ズボンチョークの逃げ方・応用 ◆後ろ袖車 【2章】前からの絞め ◆十字絞め ◆ニーオンザベリーからの片十字絞め ◆マウントからの片十字絞め ◆マウントからの並十字絞め ◆マウントからの変形片十字絞め ◆下からの十字絞め ◆下からの十字絞めの応用 ◆下からの十字絞めの防御 ◆ブラボーチョーク ◆ブラボーチョークの応用 ◆下からのブラボーチョーク ◆ブラボーチョークの防御 ◆袖車絞め ◆小手絞り ◆小手絞りの防御 ◆小手絞りの応用 ◆ループチョーク ◆ループチョークの防御 ◆突込絞め ◆エルボーチョーク ◆ベースボールチョーク ◆脇絞め [豆知識] 距離が遠いときは十字絞め、近いときは脇絞め [豆知識] 落ちの機序・蘇生法 【3章】道衣を使わない絞め ◆前三角絞め ◆キャッチのプロセス ◆密着のプロセス ◆絞めのプロセス ◆前三角絞めの防御 ◆腕を流さない三角絞め ◆手首で絞める裸絞め ◆前腕で絞める裸絞め ◆前腕で絞める裸絞めの応用 [豆知識] 邪魔な相手の手やアゴを無効化する方法 ◆門脇チョーク [豆知識] 絞められたら、アゴは引かず首筋に力を入れよ ◆肩固め ◆肩固めの防御 ◆横三角絞め [豆知識] 絞め技のひとり打ち込み 【4章】バックのポジショニング ◆バックでの足の組み方 ◆たすきの重要性 ◆シングルバックでの身体の向き ◆シングルバックで下半身を制する ◆シングルバックで上半身を制する ◆シングルからダブルフックへの移行 ◆たすき掛け ◆たすき掛けからの実戦的な絞め方 ◆絞め手の入れ方 ◆絞め手が上のときの絞め方 ◆絞め手が下のときの絞め方 ◆足が入っていない時の絞め方 ◆相手が背中を向けてきたとき ◆相手が脇を差してきたとき ◆相手が亀になったとき ◆逃げようとする相手への対処 ◆バックポジションからのエスケープ ◆バックポジションをとらせない方法
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