DVD クエスト創立20周年記念作品 武道のすすめ
拡大写真と詳細は写真をクリック
ポイント/Point: 5%
武道とは、日本の歴史によって育まれ高度に体系化された護身のための技術であり、日本が世界に誇る身体文化である。達人が到達した至高の美、極限の姿を紹介する。 塩田剛三(合気道)、三船久蔵(柔道)、上原清吉(本部御殿手)、中山博道(剣道)、田中光四郎(体術)、姚宗勣(意 拳)、島津兼治(柳生心眼流)、平田 鼎(高専柔道)、植芝盛平(合気道)、瀧上鐵生(天然理心流)、島田道男(太氣拳)、金城 裕(空手)、中倉 清(剣道)、森重民造(砲術)、そして初見良昭(武神館武道体術)。達人、名人と呼ばれた武道家たちの技は、人間が修練によってどこまで到達しうるかを示す極限の姿である。その頂の遙かさは、あらゆる人々を勇気づけてやまない。
収録時間:114分 カラー 音声:ステレオ リージョン:ALL
|
DVD 日本刀 宮入行平のわざ
拡大写真と詳細は写真をクリック
ポイント/Point: 5%
人間国宝 宮入行平 生涯を作刀一筋に捧げた匠の技に迫る 重要無形文化財「日本刀」保持者、宮入行平が伝承する作刀技法のうち、最も基本となる地鉄の鍛錬法を中心に紹介。「十文字鍛え」「本三枚鍛え」によって、刀の原形が作り出される。そして日本刀特有の機能を生み出すため「土取」「焼き入れ」など特殊な熱処理によって仕上げられていく。さらに「卸し鉄」という手法を加え、一振りの刀が完成する。一連の工程をすべて記録した貴重な資料映像。研ぎ師は小野光敬。 日本刀のできるまで 「本三枚鍛え」という鍛錬法によって日本刀を作る。日本刀は、皮鉄、心鉄、刃鉄という性質の異なる3種の鋼によって構成される。本三枚鍛えとは、比較的柔らかい心鉄を硬い皮鉄で包み、さらに刃になる部分の刃鉄を組み合わせて鍛え上げる方法である。 長さ2尺5寸、75cmの刀を作るには約9kgの玉鋼がいる。玉鋼は3種の鉄のベースになるもので、異なる性質は卸し鉄によるさらなる3種の鉄との配合で作り出される。玉鋼を熱しながら何度も折り返して鍛錬する方法を「十文字鍛え」といい、この工程を下鍛えという。古鉄を精錬しなおし、炭素量を加減して思うような硬さの鉄を作り出す方法を「卸す」という。卸し鉄も玉鋼同様に十文字鍛えを行う。細かく拍子木状に刻んだこの4種の鉄をそれぞれ量を変えて組み合わせて皮鉄、心鉄、刃鉄をつくる。この工程を上鍛えと言うが、上鍛えも十文字鍛えを繰り返す。 本三枚鍛えの方法で作り出された刀の原形に、土取り、焼き入れを行い、世界に類を見ない技法による日本刀は、丹念な仕上げの工程を経て完成するのである。 収録時間:日本語版35min./英語版35min./特典18min. カラー/モノクロ 音声:ステレオ リージョン:ALL
|