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8.8 UFO「LEGEND」東京ドーム大会決定。日テレゴールデン生放送予定に小川、ノールールに再来か。



東京ドームにて8月8日にUFO主催の総合格闘技大会「LEGEND」が開催されると発表された。放送は日本テレビが担当し、ゴールデンタイムの生放送を検討しているという。これが実現すれば「何でもあり」「ノールール系」「総合格闘技系」の大会で初めてのゴールデンとなる。

プロレスではなく、総合格闘技の大会となる模様で、UFOの久々の興行ということもあり間違いなくメインイベンターとして登場するであろう“暴走王”小川直也も大会開催発表記者会見にこそ姿を現さなかったが会社に「全部ガチンコでいきたい」との意向を伝えていると言われている。大会自体もノールール系のリアルファイトで行われるということでルールは5分3ラウンドを採用。インターバル90秒で延長なし。各回、判定に必ず優劣をつけるマストシステムを採用し、ドロー判定は無い。オープンフィンガーグローブ着用で、グラウンドでの顔面パンチもキックもあり。膠着状態の場合はスタンディングから再開し、ガードポジションなどでの長い膠着を避ける。

出場する可能性が高い選手として小川直也以外にパンクラスのライトヘビー級王者でアブダビコンバットで寝技世界一の称号を得た菊田早苗がこちらも出場が有力視されるプライドのヘビー級王者 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの対戦をぶち上げた。体格差があり、実現も不安視されるが日本対世界という図式やゴールデン生放送を考えると捨て難いカードだ。その菊田に加え、猪木軍団のメンバーと言える、藤田和之や安田忠夫、そしてUFO所属の村上和成らも参戦するという。野獣・藤田はプライドで大活躍する日本選手のホープで練習中のアキレス腱断裂で戦線を離脱していたが復帰できる見通しで、昨年の猪木祭り2でK-1の野獣ジェロム・レバンナをメインのノールール系の試合で破り一気にスターダムにのし上がった安田も新日本プロレスの興行との掛け持ちを希望しながらも出場が確実視される。

その日本人に対する外国人選手の出場候補も凄い。現在では先にも出たアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ホドリゴの双子の弟であるアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、そして彼らを引っ張るブラジリアン柔術界最後の重鎮マリオ・スペーヒーらの名が挙がっている。又、猪木の指揮下で最近設立されたロス道場には多くの大物格闘家が集まっており、元UFC王者のドン・フライやマルコ・ファス、元パンクラス王者のバス・ルッテン達も控えている。更に猪木最後の内弟子といわれる日系ブラジル人柔術王者や身長2メール近くボクシングや柔術をマスターした格闘家なども噂されている。

更に猪木は再度、鉄人マイク・タイソンと直接会い交渉する予定があることも明かしており、夢のカードの可能性は無限大だ。