Main Event 第9試合 タッグマッチ60分1本勝負 「一刀両断」 |
新日本プロレス 長州 184cm 115kg 中西 186cm 120kg |
9分07秒 | UFO 小川 193cm 115kg 村上 186cm 95kg |
○中西学 長州力 |
ギブアップ <チキンウィング・ アームロック> |
X村上一成 小川直也 |
遂に因縁の対決!タッグながら小川・長州初の遭遇だ。 小川組入場時に太めの白覆面が同行する。どうも見ても橋本だ。橋本は小川と共闘してしまうのか? 4人とも気合が入っているが特に中西が殺気立っているようにも見える。小川組が仕掛ける。小川が長州にパンチ。倒れたところをマウントをとってスリーパーへ。ロープブレイクをなかなかしない小川に中西がチョップの嵐。長州が反撃バックから小川の上にのるが特に技はかけれないまま、中西にタッチ。強烈なチョップを小川の後頭部や首筋に乱れ打ち。村上にタッチ。中西多少村上のパンチを顔面に受けるがびくともしない。しかし、村上もテイクダウンを許さない。長州にタッチ。長州はチョップ、村上はパンチでやり合うが村上がいいジャブを長州の顔に一発当ててすぐに小川にかわる。攻めてこない長州に小川がおちょくるようなゼスチャーをみせる。長州またすぐに中西にタッチ。タッグマッチの基本のタッチワークはさすがだが特に何もしないうちにタッチをしてしまうので不満な空気が漂う。小川が長州に喉輪や張り手で突き放し、しきりに中西にタッチしろと要求する。初め緊張感のあったものなんとも間の悪い試合になってきた。中西にタッチ。小川と中西が組み合い小川が中西を投げる。そこからマウント、そしてマウントパンチで様子を見るが中西は下でガードを固めた状態で動けない。長州がカットに入り、小川が村上にタッチした時点から小川が長州と乱闘をはじめもみ合っている間に、試合権利のある中西が村上をがっちりとチキンウィング・アームロックで決めてギブアップを奪った。 小川のマイクアピールも「長州、張り合ってこいよ」とすごく淋しげ。 試合後のインタビューで、小川曰く、「まあ体力、総合力合わせてね。もう闘ってすぐに分かったから。」「やっぱり、おれはいちプロレスラーでも格闘家でもあるから、そういった意味でやっぱり強い奴とやりたい。それだけ。」と長州の実力を冷静かつ強烈に批判。一方、長州曰く、「なぜ踏ん切りつけないのか。どっちかわかんないところでやってるね、まあおれから言わせると。」「まだ、ぶちのめされたほうがいいって。自分の力が分かるからね。」と詳しいファンにはなんとなく解るが、一般ファンや一般視聴者達には訳が解らない謎めいたコメントを残した。ただひとつ言える事はやっている選手達も観ていたファンも多分に不満の残るものとなってしまったこと。もし、このまま小川vs長州のシングルは立ち消え、小川は新日から離れて行ってしまうことになったら非常にもったいなく残念なことだ |
第8試合 タッグマッチ60分1本勝負 「BATT vs T2000」 |
新日本プロレス BATT |
27分00秒 | 新日本プロレス T2000 |
○武藤敬二 馳 浩 太陽ケア |
体固め <シャイニング・ ウィザードから> |
X小島 聡 天山広吉 蝶野正洋 |
蝶野は体が少し細くなってしまったように見えるが、それに対し武藤は特に上半身がバルクアップされている様。他団体外国人レスラーであるにもかかわらず太陽ケアはうまくからむが捕まってしまう。何とか馳にタッチ。トップロープからのドロップキック、そして妙なパフォーマンス。40歳の誕生日だからか!?小島を得意のジャイアントスイングで振り回し、目の回った小島がこれまた目の回って倒れている馳の上にこけて腰にのってしまい馳痛そう。久々の試合の馳、身体は絞られているがスタミナ切れかばててしまう。しかし、蝶野のつば攻撃を裏投げでかえして武藤にタッチ。足4の字で蝶野を追い詰めるがチームワークはT2000が断然上。そんな中、馳が回復、天山と蝶野2人を相手に大暴れ。最後は武藤がシャイニング・ウィザードで小島を仕留めた。 |
第7試合 時間無制限1本勝負 異種格闘技戦 |
新日本プロレス G-EGGS 183cm 108kg |
2分29秒 | 183cm 95kg |
永田裕志 |
ギブアップ <足取り袈裟固め> |
レイニー・マルティネス RAINY MARTINEZ |
マルティネスはS.E.A.L.(米海軍特殊部隊)出身とのふれこみだが、少し年をとっている印象を受ける。試合はお互いの蹴りの交差から始まったがマルティネスの腰の入らない蹴りを永田がキャッチしすぐにテイクダウン。そこから膝十字の体勢になるがマルティネスはロープエスケープ。ブレイク後、マルティネスは永田の首を前からとり、後方にローリングしてテイクダウンし、袈裟固めに捉えようとするが永田がそれをうまくかわしてバックからスリーパー。マルティネスたまらずロープへ。永田がロープにつめて張り手。怒ったマルティネスが永田に頭をつけてコーナーに押し込み膝蹴りをボディーへ、永田がダウン。しかし、再開直後永田が豪快かつきれいな首投げでマルティネスをマットに叩きつけ、そのまま肘を決めながら袈裟固めの体勢で足も抱え込みマルティネスの動きを止めてギブアップを奪う。リングサイドで観戦していたシドニー銀メダリストである弟 克彦もにっこり。 もし、永田がこれから異種格闘技路線を進んでいくつもりならばもっと素性がはっきりした対戦相手を選ばないといくら小手調べとは言ってもあの大舞台で物足りなさすげではないか。相手が弱すぎると異種格闘技戦そのもののイメージが悪くなってしまうことが危惧される。 |
第6試合 60分1本勝負 「捲土重来」 |
フリー 193cm 138kg |
7分33秒 | 新日本プロレス 181cm 105kg |
安田忠夫 |
ギブアップ <フロント・ネックロック> |
飯塚高史 |
「今までね、俺が築いたあいつとの差っていうのをね、そう簡単に埋まるもんじゃない」と自信ありの飯塚。 安田はオープンフィンガーグローブを着用し登場。飯塚の逆十字をすぐロープエスケープする安田。飯塚、安田の左腕へストンピングから脇固めと集中攻撃からロープを利用した強引なスリーパーなどで押すが安田が突然反撃。突っ張りでコーナーに飯塚を押していき立ったままのフロント・ネックロックで相手の体が浮くほど締め上げ飯塚すぐにギブアップ。 |
第5試合 60分1本勝負 <最強外国人決定戦> |
新日本プロレス |
7分05秒 | 新日本プロレス |
ドン・フライ |
ギブアップ <三角締め> |
スコット・ノートン |
フライがノートンのパワーボムをくらいながらも下から三角締めを決める。そのまま、ノートンはフライを体ごともちあげ叩きつける。しかし、それでもフライは放さず締め続けノートンがおちた。 |
19分09秒
体固め
<垂直落下式ブレンバスターから>
10分18秒
ギブアップ
<逆十字固め>
11分00秒
3カウント
<グラウンドコブラツイスト>
11分51秒
3カウント
<ジャーマンスープレックスホールド>