PRIDE 9.24 プライド16 試合結果速報 大阪城ホール
ノゲイラ、コールマンを関節葬 元リングスの山本が秒殺され日本人全滅。





第7試合
ブラジル
2001リングスKOK王者
1R 6分10秒 米国
2000 PRIDE GP王者
元UFC王者
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
タップアウト

(腕ひしぎ十字固め)
マーク・コールマン

リングスKOK王者のアントニオ・ノゲイラとPRIDEグランプリ王者のマーク・コールマンの最強決定戦はあのホイス・グレイシーも絶賛するほどのテクニックを持つブラジリアン柔術家のノゲイラが得意のボトムポジションからの三角締めを強引にはずそうとしたコールマンの動きに合わせ腕ひしぎ十字固めを決めたノゲイラが一本勝ちを勝ち取った。打撃も練習していたというノゲイラがハイキックに失敗し、そこから寝技に移行。そして三角から十字固めへとながれるようなテクニックを見せつけた。敗戦のショックを隠せないコールマンは無言で会場を立去った。PRIDE2戦目にして事実上の頂点に立ったノゲイラは大晦日の「第2回猪木祭り」への参戦の意思を示し、でるなら「K−1のジェロム・レ・バンナとやりたい」とK−1の総大将との対決をぶち上げた。


第6試合
米国
元UFCアルティメット王者
新日本プロレス初代WorldG1王者
1R 7分27秒 オランダ
元リングス重量級王者
ドン・フライ
失格
(反則注意3)
ギルバート・アイブル

PRIDE初参戦の元UFCアルティメット王者のドン・フライは16日の新日本プロレスでの試合で足に肉離れを起こし万全ではなかったが、打撃を得意とするアイブルの攻撃を接近戦で封じ込めた。4年10ヶ月ぶりのバーリトゥード戦にのぞんだフライは元リングス王者のアイブルの目を狙った再三の反則攻撃を耐えぬき、途中で反則の頭突きで報復したが、アイブルの反則注意3で失格により、反則勝ちながらPRIDEデビュー戦を勝利で飾った。「猪木が行けと言えば、俺は行く」と大晦日の「第2回猪木祭り」でのK−1軍制裁への出陣の意思も示した。


第5試合
オランダ
現パンクラス無差別級王者
1R 8分19秒 日本 フリー
セーム・シュルト KO
()
小路 晃

PRIDE初参戦の現パンクラス無差別級王者セーム・シュルトは身長2メートル12センチ。小路との身長差はなんと40センチ。さすがの小路も真上から降ってくるようなパンチやひざ蹴りを受け、最後は右ストレートを食らいKO負け。「パンチでKOされるのも、あんなすごい圧力もはじめてで、完敗。練習を一からやり直す」と小路。


第4試合
ブラジル
初代リングスミドル級王者
3R  米国
元パンクラス王者
ヒカルド・アローナ 判定

2−1
ガイ・メッツァー

初代リングスミドル級王者のヒカルド・アローナがPRIDEに初参戦。アブダビ・コンバットでも2階級を制覇するなど寝技のスペシャリストのアローナだが「鉄壁の守り・不落城」ガイ・メッツァーを攻めあぐねる。判定はスプリットながらアローナがPRIDEデビューを勝利で飾った。


第3試合
ブラジル 3R 0分51秒 日本 高田道場所属
ムリーロ・ニンジャ KO
松井 大二郎

ニンジャもあの桜庭を倒したバンダレイ・シウバと同じシュートボクセ所属の選手。桜庭をセコンドに従えて戦う松井だったがニンジャのひざ攻撃で顔面を腫らし、KO負け。高田道場とシュートボクセの因縁が更に深まった。


第2試合
ブラジル 1R 0分11秒 日本 フリー
アスエリオ・シウバ TKO

山本 憲尚

自分が育ってきたリングスを離脱後、フリーとして初の試合でありPRIDE初参戦の山本憲尚はなんとたったの11秒で秒殺されるという何とも苦いPRIDEデビューを果たした。師匠であった前田日明の入場曲で入場した山本は気合が入る。しかし、桜庭を倒したバンダレイ・シウバと同じブラジルのシュートボクセに所属するアスエリオ・シウバはバンダレイと同じくアグレッシブな攻めをみせる選手。ゴングと同じに右フックを山本にぶち込み左目じりをカット。そのまま、倒れた山本に11発の連打をたたみかけレフェリーストップを奪った。アスエリオは前回に引き続き強さを最大限にアピールするようなファイトをみせたが、それとは対照的に秒殺された山本は無言で会場を後にした。シバキ合いをのぞむ山本らしい試合といえなくもないが。


第1試合
トリニダード・ドバコ 1R 3分05秒 日本 SPWF所属
ゲーリー・グッドリッジ TKO
(タオル投入)
谷津 嘉章

谷津は去年10月のPRIDE11以来のバーリトゥード戦及びグッドリッジへのリベンジ戦だったが、プロレスと総合の掛け持ちでハードスケジュールをこなしながら調子を上げてきているグッドリッジに返り討ちに合い、最後はフロントネックロックをかけられたところで谷津セコンド陣からタオルが投入された。試合後、谷津はバーリトゥード戦からの撤退をほのめかした。