パンクラス 12.1 PANCRASE 横浜大会 試合結果  
グラバカvsパンクラス本隊第2弾もグラバカの勝越し!しかし、近藤復活でボコボコ。




前回、挑戦者 星野勇二を三角絞めで撃破しタイトルを防衛したミドル級王者ネイサン・マーコートに安定した実力は折り紙つきの同級ランキング1位の国奥麒樹真がのぞんだ一戦は接戦の末、判定ながら国奥がついに王座を奪取、二代目王者に君臨した。

又、ベテラン高橋義生はヘビー級王者決定トーナメントを逆ブロックから勝ち上がってきた藤井克久と決勝戦を争い、1Rに早々に豪快なパンチKO秒殺で初代ヘビー級王者に輝いた。しかし、高橋自身が納得するまでベルトは腰に巻かないという。

2本のベルトを同時にパンクラス本隊へ奪回した国奥と高橋はそろって来年のUFC出撃を宣言した。キング・オブ・パンクラシストとしてUFCに乗り込もうという二人はやる気十分。高橋は今度はヘビー級で参加したいとし、現UFCヘビー級王者ランディ・クートゥアーに照準を定めた。

菊田早苗率いるグラバカとパンクラス東京と横浜の連合本隊の対抗戦第2弾の3対3はまたもや2勝1敗でグラバカが本隊に勝ち越した。しかし、渋谷までギブアップ負けしてしまいグラバカの2勝0敗で迎えた大将戦に、本隊のライトヘビー級最後の砦、元パンクラスのエース近藤有己が約4ヶ月ぶりに復活しグラバカの元・修斗ライトヘビー級3位の郷野聡寛と対戦。前回の対抗戦で元・パンクラスライトヘビー級王者のKEI山宮を文句なしの判定勝利で葬った郷野は「オイ、オイ、オイ、元チャンプがこんなもんか!目を覚ましてください。もう俺自身、パンクラスに戦いたい相手はいない!」と過激な小川直也風マイクアピールでパンクラス本隊を挑発し勢いに乗るパンクラス移籍後負けなしの選手。しかし、「前より2倍強くなっている」と自負する近藤は1Rは裏投げの連発を食らい押されたものの「あれで郷野さんはバテた」と冷静に分析する近藤は2R、3R郷野を圧倒し、ハーフマウントからパンチで追い込み、郷野をボコボコにしてTKO勝ち。最後はグラバカの大将であるライトヘビー級王者菊田がタオルを投入した。パンクラス初黒星の郷野は、眼か底骨折と眼球損傷の疑いで横浜市内の病院に直行した。グラバカのナンバー2を病院送りにし何とか本隊の威厳を守ったエース・近藤は「やりのこしたこと」と国奥、高橋と同じくUFCに再挑戦すると宣言。菊田の持つタイトルへの挑戦も頭にあるがUFC再挑戦を優先したいという。


第8試合  5分3R
初代ヘビー級王者決定トーナメント決勝
パンクラス東京所属 91.7kg 1R 1分12秒 V-CROSS所属 96.1kg
高橋 義生
KO

(パンチ)
藤井 克久

 


第7試合  5分3R
ミドル級王座タイトルマッチ
パンクラス横浜所属 79.3kg
ミドル級1位
3R 2分13秒 米国 コロラド・スターズ所属  79.7kg
ミドル級王者
國奥 麒樹真
判定

2-0
ネイサン・マーコート

 


第6試合 5分3R 東京・横浜vsGRABAKA対抗戦 ライトヘビー級
パンクラス東京所属  88.7kg
ライトヘビー級1位
3R 0分52秒 Team GRABAKA所属  88.9kg
ライトヘビー級10位
近藤 有己
TKO

(マウントパンチ)
郷野 聡寛



第5試合 5分3R 東京・横浜vsGRABAKA対抗戦 ライトヘビー級
パンクラスGRABAKA所属  85.6kg 3R 3分42秒 パンクラス横浜所属  85.2kg
ライトヘビー級8位
佐々木 有生
ギブアップ

(腕ひしぎ逆十字固め)
渋谷 修身



第4試合 5分3R 東京・横浜vsGRABAKA対抗戦 ライトヘビー級
パンクラスGRABAKA所属  89.9kg
ライトヘビー級王者
1R 2分14秒 パンクラス横浜所属  85.4kg
菊田 早苗
ギブアップ

(肩固め)
渡辺 大介



第3試合 5分2R ライトヘビー級
パンクラス横浜所属  84.2kg
ライトヘビー級3位
1R 2分28秒 RJW/CENTRAL所属  80.5kg
美濃輪 育久
TKO

(ドクターストップ) 
柴田 寛



第2試合 5分3R ミドル級
I.F.アカデミー所属 77.3kg
ミドル級3位
3R 5分00秒 パンクラスGRABAKA所属 77.8kg
ミドル級7位
クリス・ライトル
判定

3-0
三崎 和雄



第1試合 5分2R ミドル級
パンクラス東京所属  76.9kg 2R 5分00秒 ロデオスタイル所属  78.8kg
北岡 悟
引き分け

(判定1-0) 
長岡 弘樹