K-1 vs 猪木軍 対抗戦 第3試合 |
クロアチア クロコップ・スクワッドジム |
1R 0分39秒 | 日本 猪木事務所 |
ミルコ・クロコップ |
TKO |
藤田 和之 |
アマレスやプロレスで先輩にあたる中西や石澤が見守る中、そして多くのプロレスファンや総合格闘技ファンが見守る中、藤田が大将戦に望む。対するは、こちらも多くのK-1ファン、K-1ファイター達、そして石井館長の見守る中、初の異種格闘技戦に挑戦する。記念すべき世紀の対抗戦の結末は急に、そしてあっけなく訪れた。短期間の準備でクロコップはタックルを切る練習をしたというが、なるほど軽快なステップを使いながら藤田のタックルを2度かわした。藤田も最高値から17キロも減量に成功し、絞れているのでスピードは上がったはずだが、打撃を警戒するせいかどうしても遠い間合いから低空飛行のタックルに入ってしまう。藤田の三度目のタックルにタイミング良くクロコップが膝を合わせた。藤田はそのままクロコップをテイクダウンし、サイドポジションを確保するが下になったクロコップの体に鮮血が滴っている。先の膝蹴りで藤田のこめかみがぱっくりと割れて無念のドクターストップが宣告されK-1ファイターのバンナやベルナルドを含めK-1陣営は大喜び。クロコップ自身もあんなに喜ぶクロコップは見たことが無いというほどうれしそうだ。 ある意味、猪木軍団の大将が秒殺されたことになる。今だ、プライドでは負けなしのホープ藤田がこんなかたちで負けるとは誰が予想できただろうか。波瀾の幕開けだ。次回はK-1が猪木軍団のほうへ乗り込むという。 |
K-1 vs 猪木軍 対抗戦 第2試合 |
トリニダード・トバゴ フリー |
1R 1分11秒 | 南アフリカ スティーブズ・ジム |
ゲーリー・グッドリッジ |
タップアウト (腕ひしぎ逆十字固め) |
ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ |
しかし、ノルキヤはどでかい。そのノルキヤにパンチを当てられ、コーナーに詰められパンチのラッシュをされるグッドリッジ。しかし、そこから組み付いて足を掛けてテイクダウン、そしてマウント奪取に成功するグッドリッジ。手の長いノルキヤにマウントパンチはあまり有効ではないと判断したのか、すぱやく、マウントから腕ひしぎ十字固めに移行し、見事に勝利を掴んだ。 |
K-1 vs 猪木軍 対抗戦 第1試合 |
オランダ ドージョー・チャクリキ |
3R 0分9秒 | 日本 フリー |
レネ・ローゼ |
KO (左ハイキック) |
安田 忠夫 |
K-1の反則王ことレネ・ローゼは大きな安田を身長で上回る。とにかく、組み付こうとする安田だが何とか組み付いても次への展開が出来ない。逆に組み伏せても、袈裟固めのような体勢に持ち込んだ安田が逆にローゼに切り返される場面もあった。だんだんと飛び込むときに膝げりなどを合わせられるようになり、3R、ローゼがきれいな左ハイキックを安田の首筋にきめ、完全失神KOした。 |