BOXING WBA世界王者小林&WBC世界王者徳山
日本のジム所属世界王者同士による初の統一戦実現か?




9月1日に初防衛戦を終えた現WBA世界スーパーフライ級王者セレス小林(国際ジム所属 28歳)陣営が現WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守(金沢ジム所属 26歳)との世界タイトル統一戦の実現に前向きの意思を示した。実は小林の初防衛のロハス戦直後に徳山陣営から統一戦の提案書が届いたことに答えたもの。これが実現すれば日本のジム所属王者による初の統一戦になる。

しかし、統一戦を実現するまでにそれぞれ壁がある。徳山は9月24日に3回目の防衛戦を控えており、小林も次の防衛戦は指名試合で同級1位のアレクサンドル・ムニョス(ベネズエラ)を迎え撃つ。4階級制覇のガメス、2階級制覇のロハスとベネズエラ勢を撃破したベネズエラボクサーキラーの小林だがベネズエラ勢3人目の刺客にあたるムニョスはなんと21戦21KOという最強の挑戦者だ。小林本人曰く「ベネズエラの切り札」、「どうにでも戦えるオールマイティー」のムニョスを退けない限り、もちろん統一戦は実現しない。